4L60Eトランスミッションの続きです。
インプットハウジングもバラしてクラッチ、Oリング等を交換していきます。
クラッチのクリアランスもメーカー指定のに入れていきます。
組み終われば低圧のエアーでピストンの作動確認しておきます。
続いてリバースインプットドラムです。
こちらも同様クラッチ等交換していきます。
エアーでの作動確認もしておきます。
ドンドン行きますが次はオイルポンプのオーバーホールです。
ばらして内部を確認、クラック、傷などをチェックします。
異常無しです!
中の消耗品も交換していきます。
ポンプ前方のブッシュも打ち替えます。
ブッシングドライバーにて古いブッシュを打ち抜き新しいものを打ち込みます。
ここは痛んでるものも多くいですし、ここが減っているとトランスミッション前方よりオイル漏れをしてしまいます。
左が新品ブッシュ、右が古いものです。
状態が全然違いますね。
新しいブッシュを打ち込んだら、ブッシュがまっすぐ入っているか、きつくないかを治具を使って確認です。
スムーズでオッケーです!
オイルポンプを組んでいきますがオイルポンプは芯だししてやらないといけませんので、芯だしツールでセンターを出し、トルクレンチで締め付けます。
組み終わりましたら再び先程の治具にてベーンポンプの回りも確認しておきます。
ここまで組んだらインプットハウジング、リバースインプットドラム、オイルポンプをトランスミッションの外で仮組してまたまた低圧エアーにてすべてのクラッチの作動を確認します。
こちらもオッケーですので再びばらしてトランスミッションに組みつけていきます。
組み付け終わりましたら、シャフトの遊びを測定します。
メーカー指定値に収まりました。(ここの遊びが大きすぎたり、小さすぎた場合は再びばらしてシムにて調整→測定となります。)
次はバルブボディーを載せる前にサーボを組んでこちらもエアーにて作動確認です。
2-4バンドの作動も確認します。
すべて良好ですのでいよいよバルブボディーを載せていきます。
アキュームレーターから留めて行き、
バルブボディー、ハーネス、フィルターとつけていきます。
最後にケースエクステンションのブッシュも打ち替えて終了です。
次はキューブの車検です!
半日空きますのでサバーバンをチェックしておきます。
これから手を入れていきますが興味のおありの方、、、、ご連絡ください。
今ならまだ予算に応じて希望の形にしていくことも可能ですよ!