本日の午前中、東日本大震災の石巻ボランティア報告会に参加をしてきました。
日本共産党町田地区委員会が呼びかけ、7月の上旬に行ったボランティアは総勢13人が車3台に分乗して3泊4日のボランティアへ。私は子どもが産まれる時期と重なったため、今回は辞退をしましたが次回は参加をしたいと思っています。
本日の報告会では、ボランティアの概要、それぞれの思いが語られました。
「『政治は権力闘争でなく、被災者の方向を見てほしい』という言葉を被災者の言葉にこたえる政治をつくらなければ」「すべての生活を失い、せめてゼロからの出発に」など、仮設住宅で支援物資を手渡し、御用聞きをした時の様子がリアルに語られる報告もありました。
また、現地の方の話では、仮設住宅に支援物資を届け、要望を聞いているのは日本共産党だけだという話があったそうです。他団体は、要望を聞くとこたえなければならず、それができないのでボランティアに行った人に「被災者と話をしないように」という指示を出しているところもあるといいます。
日本共産党のボランティアセンターは、聞いた要望を持ち帰り、「ミシンがほしい」「子ども服がほしい」など個別にこたえる努力をしているということも聞きました。
日本共産党が国民の苦難軽減という立党の精神を発揮し、全国の草の根の力がそれを支えているということが浮き彫りになりました。
◆被災者が向き合っているもの
とのむら市議団長はある長髪の青年と話した時の様子をこのように語っています。
「『地震のときどうでしたか』という質問に彼は、『津波が目の前に迫ってくる中、父親といっしょに寝たきりの母を家の屋根の上まで運んだ。いまは仮設住宅に暮らしているけれど、自分の仕事を見つけてがんばりたい』と話していた。本当はいろいろ聞くつもりだったけれど、あまりの衝撃とそれを淡々と語る彼の姿を見て、次の言葉が出てこなかった」と。
一人ひとり被災した時の状況は違います。目の前で津波に飲み込まれていく、家族や友人、知人を目にしています。
私たちは、被災者の願いにこたえる復興をおこなうために、政治がイニシアチブを発揮することを強く求めていかなければなりません。被災地と連帯して、少しでも行動を起こさなければならないと思います。そして、被災者自身が自らの力で生活や生業をできるような対策をすすめていくようにしていかなければなりません。
町田市に避難をしている被災者の方々の支援も含め、多くの人と手をつないでがんばるときだと強く感じています。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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