6月28日。2013年町田市議会第2回定例会(6月議会)最終日に、市長が提出した一般会計補正予算が修正可決しました(賛成多数)。
修正案は、志政クラブが提出。内容は、先天性風しん症候群(妊娠初期に妊婦さんが風しんにかかると胎児がかかる)を予防するためのワクチン接種を現行の5,000円から無料にするというものでした。
日本共産党市議団は、MR(麻しん、風しん)ワクチンがこの8月にも不足する可能性があることも考慮して、以下のような討論をおこない、修正案に賛成しました。
日本共産党市議団の一員として、2013年度一般会計補正予算(第1号)の修正案に対して賛成の立場で討論します。
現在、町田市が設定している風しんワクチンの接種費用は、非常に負担感が大きくなっています。日本共産党市議団は、質疑の中で5000円という負担が重すぎるという指摘をしてきました。今回のワクチン接種助成の目的が、先天性風しん症候群を予防であり、必要な人たちが接種できる環境をしっかり整え、自己負担を引き下げることが必要だと考えます。
また、乳幼児が定期接種するMRワクチンに影響が出ないよう対応していただくことを求めたいと思います。必要でない人が接種することを防ぐ対策をおこない、国や東京都に対しても適切に接種ができるよう要望すべきです。
以上の理由で、2013年度一般会計補正予算(第1号)の修正案に対する賛成討論といたします。
採決の結果は、修正案に賛成16、反対15で可決となりました(新聞各紙も報道「読売」)。
□市長から「再議書」提出され、臨時議会へ
再議とは、地方自治法に次のようにあります。
第176条 普通地方公共団体の議会の議決について異議があるときは、当該普通地方公共団体の長は、この法律に特別の定めがあるものを除くほか、その議決の日(条例の制定若しくは改廃又は予算に関する議決については、その送付を受けた日)から10日以内に理由を示してこれを再議に付することができる。
2 前項の規定による議会の議決が再議に付された議決と同じ議決であるときは、その議決は、確定する。
3 前項の規定による議決のうち条例の制定若しくは改廃又は予算に関するものについては、出席議員の3分の2以上の者の同意がなければならない。
市長が、議決に異議がある場合に提出されるものです。今回の再議書は次のようなものでした。
地方議会は、二元代表制でありますが市長に権限が集中していることも事実です。地方自治法にもあるように、再議の場合は3分の2以上の賛成を要することになります。
さて、7月8日に臨時議会が招集されましたので、それに向けていろいろと勉強していきたいと思います。
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┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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