重症心身障害児(者)の日本初の施設である、島田療育センターに視察に行きました。
直接のきっかけは、東京都枠の短期入所(ショートステイ)3枠を閉鎖しているということで、問い合わせをしたことからでした。
短期入所が利用できないということは、保護者の方にとっては切実な課題です。
同時に、どこの福祉施設でもケアを行う側が不足しているという現状がある中で、施設としてどういう支援を求めているのかについて聞き取りをさせていただきました。
視察の中では、「医療の場であり、生活の場である」ということを意識しながら、日常のケアをしているといいます。超重症児(32人)、準超重症児(65人)というケースの増加とともに、このカテゴリーに分類されない場合でも、ケアに時間がかかる人の割合が増加していきている中で、ケアをする側の力とともにマンパワーも必要だということがこもごも語られました。
まずは現場に──。行くことで見えてくること、わかることがあります。
この視察を通じて、新しい発見もありました。
上の写真は、秋を感じることができることができるよう、スタッフのみなさんがチクチクと針仕事で縫ったものだといいます。あまり外に出られない入所者さんにも季節を感じてもらうことができ、楽しんでもらえているようです。
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