市長が「町田駅周辺の新たな賑わいを創出する中心的な存在」と位置づけている「文化芸術ホール」。
日本共産党市議団は、都市間競争に勝ち抜くための「建設ありき」の文化芸術ホール計画は白紙撤回せよと求めてきました。
今回、殿村議員が一般質問、私が代表質疑で取り上げましたが、その全体像はいまだ明らかにされず、「オンリーワン」「町田らしさ」などの言葉が飛び交っています。
文化芸術におけるまちづくり座談会が5開催されましたがでは、第4回で座長が「委員の意見は、駅前に2,500 席のホールを持つ多目的ホールという意見でまとまりつつあるようだ」と発言されています。
また、最終回に至っても、ある委員の方は「何のために、誰のためにつくるのかを考える必要がある。市民団体のためなのか、経済活性化のためなのか。中途半端なものをつくっても、よい結果にはならない。また必ずしもホールをつくることが結論なのかも考えた方がいい」と発言をされています。
場所についての選定は、これからおこなっていくとしているものの、旧庁舎跡地(現在の町田シバヒロ)もアクセスとしては遠いという議論が出されています。そうなれば、都政新報が「数百億円」と書いたように再開発を使ってホール建設をおこなうことになります。
町田市内では、幅広い文化団体が、脈々と活動されています。最近では、和光大学ポプリホール鶴川が建設され、地域から文化を発信する流れも強められています。
町田市以外から人を呼び込む=都市間競争に勝ち抜く強い街という発想に拘束され、その手段として文化や芸術が利用されているという感はぬぐえません。
今後とも、この問題をしっかりただし、市民のみなさんと力を合わせてチェックしていきたいと思います。
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