日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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「保育士の処遇改善ってどんなことをやるんですか? ぜひ私の話も聞いてほしいです」

2017-06-16 | 活動のこと

 「保育士の処遇改善ってどんなことをやるんですか? ぜひ私の話も聞いてほしいです」──小山ヶ丘のスーパーアルプス前で宣伝をしていた時、このプラスターをみた保育士さんから声をかけられました。

 私からは、平均賃金よりも低い保育士の賃上げ、子育てしながら保育士が続けられる環境整備(早番、遅番問題)などについて、改善していきたいと端的にお話をさせていただきました。

 保育士さんからは「賃上げは絶対です。私は月17万円。残業代も出ない。有給も取れず5月は子どもが熱を出したことで欠勤扱いとなり手取りは9万円代だった」と。残業代が出ない、有給も取れないという問題はそもそも法律違反ですが、保育の現場では広範囲に存在しています。

 さらに「子どもたちの命と育ちに責任を持つ保育士として、0歳児の保育士配置3:1は厳しい。ご飯を食べさせる時にも2人でいっぱい。補助が入ることなくしては成り立たない。基準を緩めるなんてとんでもない。むしろ増やしてほしい」と話していました。

 保育士さんの中には様々な考え方があると思いますが、私は子どもを中心にして保育の問題を考えたいと思います。そして何より、子どもを抱きかかえ勇気を持って話しかけてくれたこの保育士さんのこうした声にしっかりと応えていきたいと思います。

 この日は、多摩境駅に演説を聞きにきたという方もいらっしゃいました。日に日に、声をかけていただく方が増えてきています。直接、お話しできる機会を大切にしていきたいと思います。

 (参考:日本共産党都議団「待機児解消にむけ、保育の量・質の抜本的拡充を求める提言

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2 コメント

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子供中心 (NOKENOネコ)
2017-06-17 13:38:16
 保育問題を子供中心に考える事には賛成です。ただ、保育士さんの待遇と環境は、お子さんへの接し方に大きく影響してきます。保育士さんが、厳しい条件下に有れば、子供に対しても丁寧に応対することはできません。
結局、子供中心の考え方と保育士さんの待遇を考えることは一体のことではないでしょうか。保育士さんの待遇を良くすることが子供たちにとっても、良いことになると思います。
 ここで、気になるのが、保育所を設立するのに必要な認可や補助の受け方、手続き等を熟知した組織です。税金から大量にお金が流れるところには必ず首を突っ込んでいます。この組織の関わる、福祉関係の企業は、ブラック企業が多く、従業員の待遇よりも、経営陣の利益ばかり考えています。権力者との繋がりから、許認可は降りやすく、税金の流れる先を権力者が決める構図の中にあります。その上、其の経営陣は福祉施設経営という社会的信用を得る形になります。また、その社会的信用を持った状態で、その権力者を支持応援する形になります。巨大なマッチポンプ、詐欺的手法で自分の支持を上げる手法です。信用ある者を作り上げ、その人物に自分を支持させる手法をこの組織は常用しています。この組織関係と思われる人間を褒めたたえる内容の記事、コメント、出版物などが多数世に出回っています。注意して見てください。逆に対立する者には、ヘイトな言葉、陰湿なデマなどを大量にあびせかけます。そのやり方からして、その人達がどの様な性質の人達か分ります。
大切な税金が、待機児童ゼロという号令の下に、そういう人達に流れないように、保育士さんの待遇と経営者の収支などのチェックは厳しくお願いします。
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保育士の夢を捨てた私が鶴川で (前田穂花)
2017-06-28 19:19:53
今から三十年前。
今の車椅子に乗った姿とは違い、まだ歩けた私はとある公立の保母養成学校(当時)で保育士を目指していました。

しかし…
詳細は問題があるので伏せますが、そこにあった現実はとても若い私が希望を持てるどころか、ただ自身の将来を悲観させるものしかありませんでした。
すったもんだの末、成績は上位だったにも拘らず私は自主退学。

そのころは未曽有の好景気、皆バブルで踊らされていましたが、そういうなかにあっても保育士の仕事は社会的評価が低く、みんな腰かけだとされて、私の通っていた学校は「お母さん養成花嫁学校」と揶揄されていました。

月日が流れてもう少し保育の現場を取り巻く情勢はよくなったのかと思いきや。
三十年前と額面的にもさほど変わらない給与。
そのくせ小規模な駅前保育所や無認可託児所の増加など、保育現場自体の環境劣化、保育技術の専門化・細分化と、それに対するモンスターペアレンツの増加。(相変わらず)保育士の仕事に対する極めて低い社会的評価。
昔以上の保育現場で働く皆さんの(労働)環境の悪さに傍目にも溜息しか出ません…。
横から口を挟んでいることに申し訳ない気持ちではありますが。
どうか子どもたちにも、保護者にも、そして保育の現場で働く人にも保育の仕事を目指す人にも優しい東京であってほしいです。

子どもの保育や教育を充実させることは未来への投資です。
確かに福祉予算は現状逼迫しているのでしょうが…それでも。安心して子どもを産み育てられる東京の街づくりに、三人の子のおとうさんとして、池川さん!お励みください。

…ということで。
この16日はうちの「じぃじ」と鶴川まで池川さんの応援に出向きました。
民青の先輩でもある父と一緒に池川さんを応援できてうれしかったです。
いい父の日になったと思います…「あれがオマエの新しい彼氏なの??」と、じぃじは何気に勘違いしていましたが…
おじいちゃんなので大目に見てくださいねww
じぃじからもよろしく&がんばってくださいとのことでした。

ほのか
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