北島康介が遺したもの

 早いもので競泳の北島康介がリオ五輪代表選考レースを兼ねた日本選手権の200m平泳ぎで、代表権を取れずに引退を表明してから1週間以上が経つ。 シドニー五輪で初代表になるとアテネと北京で2大会連続平泳ぎ二冠を達成し、ロンドンでは個人種目でメダルこそ逃したもののメドレーリレーで史上最高の銀メダルを獲得するなど競泳日本を引っ張ってきた選手だった。 思えばソウルの100m背泳ぎで鈴木大地、バルセロナの200平泳ぎで岩崎恭子が金は取ったものの獲得メダルは1個のみで決勝に何人残れるかというのが日本の競泳界の現状だった。 . . . 本文を読む
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スペクトルマンは最も‘転送’に頼ったヒーロー

 私がTVドラマで初めて転送という言葉を知ったのはスタートレックで、カーク船長をはじめとしたエンタープライズ号のクルーが転送光線を受けて一気に移動するシーンを見て驚いたものだった。 また怪奇大作戦の名作・京都買いますでも仏像がカドミウム光線によって転送されるシーンが印象深い。 しかし最も転送という言葉が本来なら強調されるべきは宇宙猿人ゴリに登場するヒーローのスペクトルマンで、彼の変身そのものがネビュラ71から転送されたマスクをはじめプロテクターなどを装着するものでウルトラヒーローや仮面ライダーなどのような‘変身’とは本来ひと味違うものだったのだ。 . . . 本文を読む
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