一本勝ちを増やすためのルールなのに

 9月にアゼルバイジャンのバクーで行なわれる柔道世界選手権の代表選考会となった全日本選抜体重別選手権が、先週末に福岡国際センターで行なわれ男女とも最重量級を除いた6階級の代表がとりあえず決定した。 試合はフジTV系とBSフジでOAされていたので中継を見ていたのだが、気になったのがポイントが技ありのみになったので指導3つの反則勝ちが妙に目立った事。 特に最重量級である男子100㌔超級は7試合中6試合が反則勝ちという意外な結末で、決勝も小川直也の息子・雄勢がリオ五輪100㌔超級の銀メダリスト・原沢久喜に反則勝ちでの優勝というカタルシスなき優勝だった。 . . . 本文を読む
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テコ入れは独自性を潰す

 71年12月からスタートしたミラーマンはウルトラよりも1つ上の世代をターゲットに製作された作品で敵であるインベーダーが密かに地球を侵略しようとしており、防衛チーム・SGMが分析チームに過ぎないなどリアルな雰囲気だった。 だからミラーマンが戦う敵はインベーダーが自らの正体を現し巨大化した姿というのが基本で、これなどウルトラには見られない設定だろう。 ところが途中からミラーマンが戦う怪獣はインベーダーが連れて来たものが増えミラーマンはインベーダーから捕まってエネルギー時限爆弾を体内に仕掛けられたため、残りのエネルギーを明確にするために父親からカラータイマーが授けられSGMも3機分離合体の戦闘機ジャンボフェニックスに搭乗して戦うというウルトラらと変わらない設定になってしまった。 . . . 本文を読む
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