いろいろと大変だった夏の甲子園だが

 今年の夏の甲子園は智弁和歌山が智弁学園に9-2で勝ち、00年 以来3度目の優勝を飾った。  智辯和歌山は初戦の相手・宮崎商がコロナ禍で出場辞退に追い込 まれるアクシデントがあり、いきなりベスト16からの出場ながら全 4試合全てでリードを許す事なく見事な優勝を飾った。  そして今大会は近畿勢6校全てが初戦を突破しただけでなく近江 に敗れた大阪桐蔭以外の5校がベスト8に入るという快挙は長雨が 続いて大会日程が延びたからなどという声以上に、大阪桐蔭や履正 社の存在が近畿勢のレベルを一気に引き上げたと言えると思うし戦 いぶりも見事だった。  今大会最も話題になったのは長雨による7日間の順延だろうし、 それゆえ以前から多くの人達が主張していた改善策が一気に現実 のものとなりそうだ。 . . . 本文を読む
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2021夏の甲子園・第15日

 雨のため長期にわたって順延があった今年の夏の甲子園も今日が 決勝戦で、智弁和歌山と智弁学園という史上初の智弁対決となった。  共に強力な打線と複数投手を擁する両校だが甲子園では完全な先 行逃げ切り型の和歌山に対し、智弁学園は準々決勝の明徳義塾戦の ようにリードを許しても粘り強く戦っているし和歌山が快勝続きな ので終盤まで接戦になると智弁学園が有利になると思われる。  和歌山は昨日の準決勝で完投したエースの中西ではなく伊藤や高 橋らが登板するだろうし、智弁学園は準決勝で小畠が完投している のでエースの西村で行くだろう。  基本的にジャンケン勝ちでは和歌山が先攻を取っているのに対し、 智弁学園は後攻を取っているので和歌山の先攻が確実だから立ち上 がりの攻防が注目になる。 . . . 本文を読む
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