アギトの世界が・・・・

　仮面ライダーディケイドは先週と今週アギトの世界を扱っていた。
　個人的にアギトはクウガと並ぶ好きな平成ライダーだったが、ここまで いじ
られるとさすがに‘？’だ。

　オリジナルではアギトの世界はクウガとつながりはあるものの、未確認生命
体は登場せず、アンノンウンという敵が登場していた。
　そしてアギトになる力を持った者だけをアンノンウンが殺害していくという
ストーリー。

　記憶喪失になった津上翔一とギルスの力を持ってしまい自らコントロールでき
ない葦原涼という2人に、人造ライダーというべきG3-Xシステム装着員の氷川
誠の3人のライダーの物語など見どころ満載だった。

 　ところが今回のアギト・ワールドでは2話のみで描かないといけないという
制約があったにしろ、芦河ショウイチ という男がギルスだけでなくアギトに
まで変身するのはさすがに違和感がある。

　もう少しオリジナルの世界を大事にした作品にしてくれないと、単なる顔
見せ興行作品に成り下がってしまうと思うのだが・・・・・