ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ようやくファイヤーマンを見られた
今から50年前の1月から日曜18:30に始まったのがファイヤーマン
だったものの、裏番組が今でも続いているアニメ・サザエさんという
事で視聴率が低迷。
そこで13話の4月3日から火曜19:00枠に移動したおかげで個人的
にようやくファイヤーマンをじっくり見る事ができたわけで、それ
までは裏番組のEPの合間にチャンネルを替えて見ていたのがOPから
しっかり見る事ができなかった。
ファイヤーマンのOPは2種類あるようで当初シルエット中心だった
のが、私が見始めた時にはシーマリン・マリンゴン・モグリアンの出
撃シーンになったのはウルトラマンタロウのOPの影響だろうか。
改めて見てみるとファイヤーマンに変身する岬大介を演じた誠直
也で防衛チームSAFの海野運八隊長を演じていた睦五郎は時代劇の
悪役というイメージだったし、最も印象深かったのは水島隊員が岸
田森だった事で坂田健が隊員で出演していると驚いたわけである。
またSAFのメカも特殊潜水艦シーマリンは深海魚をモチーフにし
たデザインで戦闘機マリンゴンは双胴戦闘機、地底探検車モグリア
ンは前部に4基の巨大ドリルを持つという従来の防衛チームメカの
デザインから大きく逸脱した斬新なもの。
番組開始当初は地球の天変地異で目覚めた怪獣と対決するという
内容だと聞いたのだが、見始めた頃には怪獣は侵略宇宙人が操るタ
イプが多く独自路線ではなかったのだ。
内容的には華やかさではジャンボーグAに劣るし話題性ではウル
トラマンA&タロウにも及ばず、何が何でも見たくなるような番組
ではないため用事などもあって見逃すケースも多々あり気が付い
たら終わっていたという感じの作品だった。
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岸田氏は、「ファイヤーマン」ではSAFの水島博士役でチームのサブリーダー的ポジションでレギュラー出演していたのは言わずもがな、更には同作12話では「地球はロボットの墓場」のタイトルで脚本を執筆していましたが、岸田氏にとって「ファイヤーマン」はどのように捉えていたのかを個人的に物凄く知りたいんです。
しかし御存知の通り岸田氏は、1982年の暮れに天に召されてしまい、没後40年経た現在はおろか、この先ずっと永遠にそれを知る術がないと思うと残念でなりません。
けど間接的ではあるが、2002年に出版された「ウルトラマンAGE」にて「ファイヤーマン」を特集した時に主人公・岬大介役の誠直也氏が岸田氏のことを回想しており、よくアフレコ現場で地方訛りを注意されたり、その事で岸田氏がいつ誠氏から殴られるんじゃないかと内心ヒヤヒヤしていたと後日言われたことや、「ファイヤーマン」が終了して数年後に同じ新幹線で乗り合わせて二人してお酒を飲みまくって降りる頃にはベロンベロンに酔っぱらった話をされていました。それに現場では岸田氏をはじめ「良い作品にしよう」という熱意が常にあったことも誠氏は述べていました。
察するに岸田氏にとっても「ファイヤーマン」は特別な作品だったと思いたいですね。
そういえば岸田氏は長官や博士など組織のサポートをするキャラが多く、SAFの水島隊員は怪奇大作戦SRIの牧史郎以来の防衛チーム隊員でしたね。
巨大ヒーロー作品の防衛チーム隊員はファイヤーマンだけでした。
正直言って新怪獣のメカゴジラや主役のゴジラに大門正明氏よりも存在感ありすぎですw
もう岸田氏は何させても結局目立ってしまう人ですよ。
水谷豊氏も今日の役者稼業があるのは岸田氏のお陰だと言っているくらいですからね。
南原は最初見るからに怪しいものの、実はインターポールという美味しい役でしたね。
大門正明らを陰から見張り草野大吾演じる星人を撃退してましたからね。
彼は何を演じても目立ってました。