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こーじ苑
宇宙戦艦ヤマト2199・4話レビュー
4話は旧作の6話にあたるEPで全体的な流れも波動砲発射の影響で波動エン
ジンの一部が故障し、その修理部品として必要なコスモナイト90が土星の衛星・
エンケラドゥスにあるので採集に行ったところでガミラス戦車と遭遇。
そこでガミラス兵との銃撃戦となり古代進は偶然拾ったコスモガンでピンチを
切り抜けるのだが、そのコスモガンは兄・古代守のもので現場に横たわっていた
艦の残骸は ゆきかぜだった事が判明するという流れを そのまま踏襲している。
また古代と雪が初めて一緒に行動し、ロボットのアナライザーが単なる分析
ロボットではなく本格的に活躍するEPでもある。
旧作ではタイタン=エンケラドゥスへ立ち寄るのは最初から故障した波動エン
ジンの修理部品であるコスモナイトを求めてでエンケラドゥスでの古代達とガミ
ラス戦車隊との戦いがメインなり、ゆきかぜの残骸は偶然見つける事になる。
一方2199はエンケラドゥスから微弱な救難信号を受けただけでなく、偶然そこに
コスモナイト90の採掘現場があった事からの立ち寄りだったわけでコスモナイト
採掘班と救難信号を発信していた艦の探索班に分かれる事になる。
戦車への対処が旧作では1台は古代が砲塔の上に飛び乗ってハッチを開けて
銃撃して乗組員を殺し、もう1台はアナライザーが怪力で持ち上げて撃破するのに
対し2199では山本玲が無断で搭乗したコスモゼロが爆撃して撃破する。
ちなみに山本玲は加藤が気を使って主計科に回していたものの自らの意思で
コスモゼロに乗り込んで出動するのだが旧作のヤマトは空中に浮遊していたのに
対し、2199は着陸していたので下部から発進させるコスモファルコン部隊が
迎撃に行けずカタパルトから発進できるコスモゼロになったわけだ。
つまり この功績で山本は主計科から航空隊に移動する事になる。
旧作の場合は古代が命令違反で襲撃されたのに対し2199は救難信号が出た
難破艦への救助活動というのがあったので乗っていたシーガルが破壊されても
責任は問われないだろう。
このEPで ゆきかぜの艦長だった古代守は戦死していたという事になり、進も
それを受け入れざるを得なくなるのだった。
そして沖田が艦長室で古代に‘地球をゆきかぜのようにしたくはないな’と語る
名シーンもしっかり入っていたので、なかなかの佳作になっている。
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このEPも旧作と比べて全く違和感がないどころか、むしろ突っ込みどころが少なくなってますので感心した次第です。
しかも後の展開への伏線が張られていて、こうして見返すとニヤリとしてしまうシーンは多いですよね。