昨日NHKのBSプレミアムでフィールド・オブ・ドリームスがOA
されていたので、録画しながら ついつい見てしまった。
この作品ができたのは89年で日本公開は90年だったのだが、
同じ年に製作されたメジャーリーグと並ぶ野球を題材にした
名作でメジャーリーグが野球の楽しさを表す‘動’なのに対し
フィールド・オブ・ドリームスはファンタジー系の‘静’という
イメージだ。
周りの評判を聞いてレンタルビデオで借りて見たのが最初で
ラストのトウモロコシ畑で生き返った父親とキャッチボールを
するシーンでは不覚にも涙が出てきた。
当然のようにWOWOWでOAされた時に録画して保存版に
していたのだが、やはりDVDに保存するのはデジタル版の方が
いいので今回HDDで録画したのだった。
最低でも二桁は見ているので録画している事もあってリアル
タイムで見なくてもいいはずだが、やはり見入ってしまうのだ。
改めて見ていると登場する野球場がボストンのフェンウェイ
パークで今でこそボストンは松坂大輔をはじめ岡島秀樹に上原
浩治や田澤純一らが所属しているので日本人にも馴染み深い
球場だが公開当時はレフトにスタンドがなくフェンスのみという
珍しい球場というイメージしかなかった。
またバート・ランカスター演じるドクター・グラハムの思いが
ネクストバッターズサークルで最後の夏を終えた私と同じだと
いうのも親しみがあるのだ。
中間テストを翌日に控えた長男も興味深く見ていたものの、
テストに備えて22:00で寝かせたため私1人で見たのだが
当然のようにラストのキャッチボールシーンでウルウルきたのを
見られずに済んだわけだ。