いよいよ平成が終わる

今日30日(火)の天気　平成最終日は全国的に雨

　今日で30年間にわたった平成が終わる。

　思えば私にとっての平成は激動の30年間だった形で祖父母や両
親が亡くなった一方、結婚して3人の子供を授かる事ができたわけ
だし当たり前の話ではあるが初めて元号の初めから終わりまで過ご
す事になったわけだ。 　

 　元号でいけば昭和57年に高校卒業後、家業を継ぐため福岡まで
修行に出ると63年3月で一旦修行を終え更に東京の蒲田で1年半
ほど働いて平成元年の9月2日から実家で働き始めたのだから平成
というのは私にとって実家で働いたキャリアになっている。

　私の場合は昭和39年生まれだから平成の30年間は人生の中で
今のところ昭和よりも長く過ごした時期になっているし、それだ
け濃密な時間を過ごしているわけで壮年期だったという事になる。

 　最初の10年を終えた時点では30代だったのだが我が店の創始
者である祖父が6年に亡くなった一方、2年後の8年に昭和26年
に建築された家を建て替え現在の店舗兼住宅になったし業界的
には7年に所属している研究団体dhk北九州支局の役員になった。

　次の10年である平成10年代は前年暮れに父が脳梗塞で入院手
術を受けたのを横目に私も11年の年明け早々に思い切ってそけい
ヘルニアの手術を受けたのが印象深いし、何よりも12年に女房と
知り合って37歳にして結婚し長男が生まれたのを皮切りに3人の
子持ちになれた一方で母が白血病で67歳で亡くなったのはまさか
だった。

　業界的には12年から支局で講習責任者になっただけでなく13年
暮れに我々の仲人をしてくれた支局長が脳梗塞で倒れたため、14年
の新年総会から北九州支局を代表する形で東京本部との交流を持ち
始めただけでなく東京本部講師となり本部や他の支局の方々とSNS
でつながり始めたのも平成10年代だった。

　そして平成20年に長男が小学校に入学し子供達が学生生活を送
り始めた事から地元の子ども会に入ると地域の子供育成連絡協議会
の役員になり、キックベース大会やカルタ大会などで子供達を指導
し昨年は遂にキックベースで最高のタイトル・筑豊大会優勝を果た
せたわけだ。

　平成元年の今頃は今の私の姿は想像できなかったわけで、それだ
け激動の30年だった事になる。

　明日から新元号となる令和が始まるのだが願わくば1年でも長く
働けて、次の元号を迎えたいと思うものである。