ウルトラマンアーク世界は振り幅が凄いものの

 7月6日に始まったウルトラマンアークは8話にカネゴン、9話に
ネロンガ&パゴスという昭和怪獣が初めて登場。

 7話まではアークのオリジナル怪獣が登場していたが昭和怪獣の
登場はオリジナルへのオマージュを入れているのは恒例で、やはり
カネゴン編はオリジナルのカネゴンがブラックユーモア満載のコメ
ディ作品だったのと同様にカオス的なコメディタッチだった。

 ところがネロンガ&パゴス編は一転してシリアスな内容で1話で
全く作風が違うのだから、そういった意味で振り幅が激し過ぎる
と思ったもの。

 とはいえコレは、ウルトラシリーズあるあるだ。

 原点作品であるウルトラQからコメディタッチのカネゴン編や育
てよカメがあると思えば、本格的な侵略モノのナメゴン編・ガラモ
ン編・ケムール人編にゴメス&リトラ編・モングラー編・パゴス編
・スダール編・ゴーガ編など怪獣モノも。

 ウルトラマンでもコメディタッチのスカイドン編に対し、シリア
スなジャミラ編・ウー編などと振り幅が凄い。

 もともとウルトラQはオムニバス的な作品だがウルトラマンでも
振り幅が大いにあるわけで、シリアスばかりでは子供が付いてこな
いしコメディタッチ作品ばかりでも真面目さがないと不評になる。

 そういった意味でコメディとシリアスのバランスが絶妙な、ウル
トラの伝統をアークはしっかり堅持していると実感する。

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