やはり宇宙戦艦ヤマトのOPは、ささき いさお単独の方がしっくりくる

 4月から日曜ごとにWOWOWで宇宙戦艦ヤマト2199の先行上映版が
OA
されているのだが、先週見た第五章・望郷の銀河間空間のOPではTV
とは違い ささきいさお単独によるものだった。

 劇場を見た お客さんが昨年の今頃来店してヤマトの話になったの
だが、その時に‘TV版はささきいさお単独ではない’と言っていた事
から先行上映版とTV版ではOPが違うのかと思っていたしWOWO
WでOAさ
れるのを知って楽しみにしていたのだ。

 するとOPの映像は旧作の雰囲気を そのまま伝えていたし、何より
歌うのが ささきいさお単独というのが新鮮だった。

 後から聞いたところによると新録音版との事。

 やはり40年前と今とでは ささきいさおの声も違うのは当然だし、
確かに声質も以前ほどの雄大さはないものの年齢を経た渋みという
のが分かる。

 昨年の今頃TV版がOAされた時にコーラスのOPを聴いて‘これも
決して悪くない’とは思ったが、やはり旧作を見て育った我々に
とっては ささきいさお本人が単独で しかも新録で歌ってくれる事
の方が嬉しいものがある。

 ささき氏の積み重ねた声の年輪が分かるだけ、これは貴重だと
思うのだ。

 

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
« 霧の中の英彦... 今日は家庭訪... »
 
コメント
 
 
 
素晴らしい幸運 (こうちゃん)
2014-04-21 15:52:27
ヤマトのテーマソングを最初に歌ったのがささきいさお氏で、そのイメージが余りに鮮烈だっただけに多くの人の感銘を受けたのでしょう。だから、他のアーティストがどんなに熱唱しても、しっくり来ないんでしょうね。ささきいさお氏にとっては素晴らしい幸運だったと言えます。無論、他のアーティスト達を非難するつもりは更々ないですけど。
 
 
 
そうですよね (こーじ)
2014-04-21 23:14:11
>こうちゃん様
 今やヤマト=ささきいさおという図式ができてますからね。

 水木一郎や子門真人らの声では違和感がありますし、
ささき氏の声質がヤマトの雄大さにフィットしたという
事かもしれません。

 もっとも ささき氏が水木一郎のキャプテンハーロックを歌っても違和感がありますから、キャラに合った声というのがあるのでしょうね。
 
 
 
批判に考慮? (あれれ)
2014-04-22 10:31:45
私も、2199OPの合唱を聞いて、がっくりしました。

思うに、ささき独唱の勇壮感とか高揚感・好戦的な雰囲気を後退させて、みんなで参加、民主・共生、反戦的なOPに見せたかった意図があるのでは、と。

40年前の制作側は、当時を回想するコメントによれば、反戦的な世相に考慮して、いろいろと対応を講じたらしいので。(実際、圧力があったようです。)
今般、同様の懸念から先手を打ったのかな、と思いました。

それはそうと、7色星団後のエピソードがクソ過ぎて悲しいです。
 
 
 
いらっしゃいませ (こーじ)
2014-04-22 22:44:53
>あれれ様
 左系好みの方のブログを読むとヤマトは右系の作品の代表格などと言われてましたからね。

 コーラス主題歌の成り立ちには東日本大震災が絡んでいるとウィキには記されてましたけど、どうなのでしょうね。

 とりあえず個人的には両方楽しめばいいかとは思いますが。
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。