ラグビーW杯代表メンバー決まる

 gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-190829-201908290000332

 

　昨日9月20日に開幕するラグビーW杯日本大会の出場メンバー

31人が発表された。

　

　15年W杯経験者がリーチ・マイケル主将や田中史朗ら10人で、
残り21人は初参加組という事になるわけだが正直言って前回の

メンバーが残り過ぎるのも好ましくないので割合としてはこんな
ものだろうとは思う。

 

　最近のラグビーはメンバー交代がカギを握るしケガ人も出やす
いのでSHを3人選出したのが目を引くし、ジェイミー・ジョセフ
HC曰く‘FWでもBKをカバーできるか、BKでも複数ポジションを
カバーできるかが選考基準になった’との事。

 

　とりあえず代表監督というのは自分の理想のスタイルを代表合
宿で教え込む事は時間的にもできない一方、好みの選手を選べる

のでメンバー選考をしてスターティングメンバーを決めた時点で
やる事はほぼ終わりというもの。

　だから代表監督は優れたセレクターである事が要求されるわけ
だが、今月上旬にかけて行われたパシフィックネーションズカッ
プで苦手にしていたフィジー戦をはじめトンガやアメリカにも勝

つなど代表合宿の成果が出ている事は確か。

 

　ラグビーの代表選考といえば以前は、ろくでもない選考をして
いた事を思い出す。

 

　87年はチームでプレースキックを担当している者を選出せずに
‘そんなものは誰でも蹴れる’と言っていたら、プレースキックを悉
く外して勝てる相手だったアメリカに18－21で敗れた。

 

　95年は平尾誠二を復帰させたのはいいが平尾がSOを希望した

ためSOを3人選出する事になり、ダブつかせたりするなど選考に

問題ありの事例がやたらと目立ったのを思い出す。

 

　エディ・ジャパンになってからはこういう事がなくなったのを

考えると、やはり選考する方がプロでないとダメだというのを実

感するし10人いれば10通りのメンバーがあるのだが責任を取る
のは監督なのだから本番を楽しみにしておこう。