リメイクアニメや長寿アニメ最大の問題は

 最近はオリジナルアニメだけでなく昭和の名作のリメイクがあり
特に日テレがルパン三世やヤッターマン、タイムボカンにハクショ
ン大魔王などをリメイクしてくれているのだが設定が違うケースが
多々ある。

 ハクション大魔王は昭和では与田山かんいちがドラえもんの のび
太的なキャラでだったのだが、今回は孫のカン太郎が無気力で欲が
無く家でダラダラと過ごすことが大好きなぐうたらキャラという事
になるわけで時代が変わると設定も変わって来るのを痛感する。

 しかも魔王の魔法がなくても適えられる事が多々あるので魔王達
の存在価値がないという衝撃の設定があったのだが、これぞ50年の
時の流れを実感させてくれるのだ。

 ハクション大魔王は70年9月に終わっているので当時の声優達も
魔王を演じた大平透氏や かんちゃんのパパを演じた田の中勇氏ら
既に鬼籍に入っている人達も多く、残った人達も80歳前後という
高齢になっているのだろうから おいそれとは再登場してもらうと
いうのは厳しいだろう。

 だからこそ七色の声を持つと言われる山寺宏一氏の存在が大き
いのだが、タイガーマスクWでは高岡拳太郎が再登場してオリジ
ナルとのを世界の橋渡しとなっているだけでなく声を演じた田中
亮一氏が続投してくれたのでオリジナル世代の私としても嬉しい
ものがあった。

 またヤッターマンがリメイクされた時はドロンボー一味の小原
乃梨子と八奈見乗児&たてかべ和也らオリジナルの声優達が揃っ
た奇跡のような作品で、個人的には主役のヤッターマン達はどう
でもよくドロンボー一味の3人がオリジナルの声優達が揃っただ
けでも嬉しかったのだ。

 そんな中でルパン三世は次元大介を除く4人のキャラが世代交代
しているし、石川五右エ門と峰不二子に至っては3代目になってい
るのが歴史を感じさせる。

 とりあえずルパンは声優の交代が上手く行ったという要素も長続
きしている理由の一つだろうが、そんな中でも次元大介を演じてい
る小林清志氏の存在は大きく小林氏に何かがあったらと思うとゾッ
とするわけだ。

 そういう意味でも長寿アニメやリメイクアニメは、声優達の世代
交代というのが避けて通れない要素ではないだろうか。

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