先週扱ったネタで18年前にアンノンウンハンドが地球に来て山岡一の体を
乗っ取り石堀光彦と名乗ってから今日までの出来事は全てアンノンウンハンド=
ダーク・ザギのシナリオ通りに動いていた事になる。
その中でアンノンウンハンドは少女時代の凪の目の前で両親を殺害し、凪の
心に憎しみを植えつけたのだ。
おかげで凪は敵を憎む事により力を付け、孤門にも憎しみを力にする事を教え
込もうとしたのだが石堀がアンノンウンハンドの正体を現して前記したような真実
を告げた時に凪は信じていたものに裏切られた思いだったろう。
これはウルトラマンガイアでアグルに変身する藤宮博也が自らが作った光量子
コンピューター・クリシスの地球を守るために人間は排除すべきという答えを信じて
行動していたものの、それこそが根源的破滅招来体のワナでクリシスは既に敵の
意思によってコントロールされていた事が判明。
そこで信じた者から裏切られ絶望した藤宮は我夢にアグルの光を与えて姿を
消すのだが、アグルの光を得たガイアはV2バージョンにパワーアップする事に
なる。
凪も憎しみこそが力という自らの信じたものがアンノンウンハンドによるものと
気付いて憎しみを解放して変身したためレーテの闇に飲まれるのだが、孤門が
手を伸ばして救い出したため光は凪から孤門に渡る事になるのがアグルの光を
我夢に与えたシーンと被るのである。