アニメ版ULTRAMANだからこそできるのが・・・

 4月から始まっているアニメ版ULTRAMANは既に3話を終え主役
の早田進次郎がウルトラマンスーツを着用して活躍し始めている
のだが、大いに感心するのは旧作のウルトラマンから出演してい
るハヤタ=早田進やイデ=井手光弘らを演じていた黒部進や二瓶
正也の顔が現在の顔になっている事。

 いくら映像技術が発達しているとはいえ黒部進や二瓶正也らが
アニメ版のような体型を維持しているわけではないし、特に黒部
進演じる早田はスーツを着込んで敵と戦うわけで御年80歳という
年齢ではアクションは無理な話。

 ところがファンというのは贅沢なものでハヤタを黒部進以外の
俳優が演じるのは抵抗があるのは当然だし井手を演じた二瓶正也
も劇場版超ウルトラ8兄弟を見ると体型が変わってしまっているの
で、実写版に同じ設定で出演するのは厳しいものがあるのだがア
ニメならば顔つきを今のにすれば大丈夫なのだ。

 正直言ってウルトラシリーズをはじめとした円谷作品は実写で
なければという拘りが特にウルトラQから見ていた我々の世代に
はあるので、79年にOAされたウルトラマンジョニアーズが登場
するザ・ウルトラマンやウルトラマンUSAのようなアニメ作品に
は抵抗が強い。

 ただし最近はCGの発達で特撮作品にCGは欠かせないものだか
ら、CGという要素を橋渡しにアニメに対する抵抗感が薄れて来
ているのも事実。

 それを払拭している要素の1つが電光超人グリッドマンのアニメ
版SSSSグリッドマンで、この作品のおかげで円谷作品のアニメア
レルギーが幾らかでも払拭されているのだ。

 こういった中でアニメ版ULTRAMANが製作されたわけで早田や
井手らが現在と同じ顔つきで出演しているのは大いに嬉しい話で、
こんな演出がアニメアレルギーを払拭してくれるのだろうと思う
のだ。

 

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