8月11日からWOWOWでOAされていたハイビジョンリマスター版のウルトラ
マンが今日終了した。
最終日を除いて1日5話づつ8日間にわたってのOAだったのだが予想通りと
いうか5話分をOAする冒頭と最後に当時の関係者との対談があり、これが何
よりもの楽しみで嬉しいボーナスになった。
当時の関係者は飯島敏宏&満田かずほ監督にウルトラマンのスーツアクター
だった古谷敏とハヤタの黒部進の4人がゲストと合計3分ほどの対談をするの
だが、飯島監督が制作第1話を担当したもののOA第1話ができてないため
設定を作るのに苦労したという話や満田監督が新人監督だったのでゴジラの
着ぐるみが回ってきて汚したり傷つけないようにという条件付きだったため襟巻
きを外してウルトラマン対ゴジラになったという話など楽しく聞く事ができた。
WOWOWがウルトラをOAするのは昨年6月のウルトラQが初めてだったの
だが冒頭に佐原健二・西条康彦・桜井浩子と当時の出演者3人組が現在の姿で
無人のショットバーのような場所で飲み明かしながらのトークがあった。
これがあったので今回のウルトラマンのOAでも そういうのがあるだろうとは
予想していたのだが、予想以上のモノだった。
87年にTBSローカルの深夜番組で1日2話づつウルトラQとウルトラセブンを
OAする泉麻人のウルトラ倶楽部という番組があり、冒頭に泉麻人の解説が
なかなか面白かったのを覚えている。
また88年冬と89年夏にはウルトラマン特集があって やはり最初の30分間に
人気怪獣ランキングなどの特番があった。
だから こういう再放送企画には楽しい‘オマケ’が付いているケースが多い
ので、12月あたりに予定されているハイビジョンリマスター版ウルトラセブンも
今から大いに楽しみにして待ちたい。