フィギュアスケート全日本選手権終了

宇野昌磨が3連覇 高橋大輔2位、田中刑事3位

 21日から大坂の東和薬品RACTABドームで行われていたフィ
ギュアスケートの全日本選手権が今日終わり女子シングルは
坂本花織、男子シングルは宇野昌磨が優勝という事になった。

 女子は5連覇中の宮原知子とGPファイナルで優勝した紀平梨
花の争いと思われていた一方、男子は五輪連覇中の羽生結弦が
ケガのため欠場したので宇野の連覇は固いと思われていたので
2位に誰が入るのかが最大の焦点だった。

 女子SPでは紀平が転倒し5位スタートしたのに対して宮原が
1位発進したのでFSでは紀平の逆転優勝なるかが焦点になり、
紀平が素晴らしい演技で1位に浮上し宮原はミスが出て2位に
落ちたので このまま紀平の優勝かと思われたが最終演技者の
坂本が素晴らしい演技で逆転しての優勝となった。

 男子は宇野がSP演技開始前に右足首を捻挫するアクシデント
の中でSPとFSの両方を何とかまとめて優勝したのだが、2位に
は引退から復帰した10バンクーバー五輪の銅メダリスト・高橋
大輔がSPで2位発進しFSでもジャンプのミスはあったものの2
位を守り切る。

 3位には平昌五輪代表の田中刑事がSP4位から最終組1番滑走
だったものの暫定1位だった友野一希を逆転し、最終的に宇野
と高橋に逆転されたのだが表彰台を確保。

 32歳で現役復帰した高橋の2位というのは驚いたが右足首の
捻挫を抱えた宇野が2位を大きく引き離しての優勝は見事な一
方で、田中と友野の3位争いは田中が勝った事により平昌の時
と同じ力関係という形になっている。

 とはいえ17歳の島田高志郎が5位だったもののSPは3位で、
15歳の鍵山優真が6位に入るなどジュニア勢の健闘が目立った。

 一方の女子は昨年の全日本選手権で2位に入り平昌でも6位に
入賞した坂本がハイレベルな優勝争いを制して初優勝した事で、
昨年の2位&平昌での6位がフロックでない事が証明され紀平・
宮原の3強という形になり平昌前に宮原のライバルといわれた
本田真凛や三原舞依に樋口新葉らが置いて行かれた形になって
いる。

 ちなみに今年もフジTVがBSと連携して全演技を中継してくれ
たのは、大いに盛り上がる要因の1つではないだろうか。

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