ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
2ラウンドKOの妙
昨夜さいたまスーパーアリーナで行われたバンタム級3団体統一
戦、WBA&IBF王者・井上尚弥ーWBC王者ノニト・ドネア戦は2R
TKOで井上がドネアを圧倒する形で3団体統一となった。
前回2Rに強烈な左フックを受けて目尻をカットしただけでなく
眼窩骨折し苦戦する原因になったので、昨日の試合1R終盤にダウ
ンを奪っても2Rに何かあると警戒していたのだが1Rのダウンが効
いていたようで2Rで仕留める事ができた。
早いラウンドのKOといえば1Rで体が暖まってない間にパンチ
を貰ってKOというのがある一方で、2RKOというのも味わい深い
ものがあると個人的には思っている。
6月4日にウェールズのカーディフで行われたIBF:Sフェザー級
タイトルマッチで王者の尾川堅一がジョー・コルディナに2RKO
負けしタイトルを失っていたが、この試合1Rは尾川が取っており
幸先のいい立ち上がりだっただけに右一発をもらってのKO負けは
本当に残念でもったいない展開だった。
この試合のように2RKOというのは1Rに好調な立ち上がりを見
せたと思われた方がKO負けするというのはボクシングあるある
の一つで、昭和の時代から柴田国明ーアルフレッド・エスカレラ
をはじめサントス・ラシアルー穂積秀一など枚挙にいとまがなく
特に2RKOでタイトルを奪取し2RKOで初防衛に失敗した小林光二
の2試合など典型だ。
そういった意味で老獪な選手になると1R目に攻めさせてパター
ンを読み切って2Rおもむろに、というパターンもあるので昨日の
試合も2Rに波乱があるか?と思ったのだが問題なくこのラウンド
で終わったのでよかった。
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