龍谷大平安、悲願の初優勝＝春夏７０度目出場を飾る―選抜高校野球(時事通信) - goo ニュース
今年の選抜高校野球も決勝戦を迎え、履正社と龍谷大平安という
近畿勢同士の対戦となった。
共に強力な打線をバックに継投で勝ち進んできたチーム同士だから
当然のように投手の交代時機が勝敗を左右すると思われるし、特に
履正社は溝田と永谷の2枚看板なので交代するタイミングがカギになる
だろう。
履正社 2－6 龍谷大平安
1回表に平安は1番が3ベースで出塁すると2番のタイムリーで返り
あっさり先制した後3番のバントで2塁に進み3連続四死球で2点を先行
する。
履正社も その裏に立ち上がりが悪い高橋を攻め四死球で1アウト
1・2塁のチャンスを潰すが、2回にヒットで出た6番をバントで送り
8番のタイムリーで1点を返す。
3回に平安が1アウトから4番&5番が歩き2アウト後7番のタイムリー
で1点を追加すると、4回にも3ベースで出た8番を1番のタイムリーで
返して4－1とリードを広げる。
履正社は3回に2番&3番の連打でノーアウト1・3塁として高橋をKO
するが代わった元氏から4番のスクイズで3塁ランナーがスタートを
切れず後続も絶たれて無得点。
4回にも1アウトから死球で出た8番をバントで送った2アウト2塁を
得点できなかったが、5回に1アウトからエラーで出た3番を5番の2ベ
ースで返し4－2とする。
6回1アウト2塁、7回1アウト1塁で得点できなかった履正社は8回に
5番が内野安打で出塁し1アウト後7番が歩いて1・2塁とすると平安は
3番手に犬塚を投入するが8番を歩かせ満塁となり9番にもカウント
2－0になったところで中田にスイッチ。
中田は3－0から三振に討ち取ると1番もPゴロでピンチを凌ぐ。
5回以降もランナーを出しながら追加点を奪えない平安は9回に
7回から登板した永谷を攻め2番が歩くとバントで1アウト2塁から
4番が2ランを放ち勝負を決めた。
得点差こそ6－2と4点差が付いたが平安の10安打に対して履正社も
8安打放っているし四死球も6個と互角だったものの長打が履正社は
2ベース1本に対し平安はHRが1本に3ベースが2本と長打力の差が出た
ようだ。
履正社にしてみると3回のノーアウト1・3塁と8回の1アウト満塁で
無得点に終わったのが最後まで響いた事になる。
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