ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
中学の卒業式の 思い出
卒業式のシーズンである。
29年前の79年3月15日は、私が中学を卒業式した日だ。
ウチの中学の卒業式は、私が2年生だった前年の30年
前に凄く注目されてローカル放送ではあるが、NHKや民放
全局が取材に来たのだ。
TV局が卒業式の取材に来るといえば校内暴力など、よか
らぬ事があったと思われるが全く違う。 実は卒業式に歌う
‘仰げば尊し’などに代表される定番の歌ではなく、卒業生
達が作詞作曲したフォークソング風の歌を合唱するという
事にしたのだが、これが‘珍しい’という事だったのだ。
1ヶ月ほど前に責任者の音楽教師が、ラジオの取材を受けて
インタビューの受け答えなどが流れていた。
‘古びた~校舎を後~にして、僕達は今~旅に出る・・・・中略
・・・・友よ~今こそ~旅立ちの時だ・・・’という感じの歌だった。
その日の夕方にOAされたローカルニュースで、当然のように
全局で卒業式のシーンが流されていた。
私の代である翌年は、さすがに取材は来なかった。
ただし、ちょっとした思い出がある。
それは学年の女子連中の提案で、自分達で作った歌以外に
松山千春の‘大空と大地の中で’を合唱したのである。
当時の松山千春は、同世代の女子生徒にとってアイドル的な
存在だった。
文化祭での合唱コーナーで‘大空と大地の中で’を歌ったクラ
スの女子達が中心になっての提案で、あっさりとOKが出た。
おかげで我々の世代で作った歌は ほとんど覚えてないのだが、
‘大空と大地の中で’は、今でもそらで歌える。
22年前に唯一行われた中学の同窓会でも、締めに全員で校歌に
続いて この歌を大合唱したのである。
その後この歌はドラマ‘みにくいアヒルの子’で挿入歌として歌われ
たり、先日dhkの新年総会で講演した鈴木宗男氏が結成した新党・
大地のテーマ曲として使われたり今でも聞く名曲だ。
当時は男子を中心に、けっこう嫌がる連中が多かったが今となっ
ては卒業式で歌ってよかったと思う名曲だ。
だから私にとって中学の卒業式は、その他の学生生活の卒業式を
通じて最もインパクトが大きかったのである。
« 選抜高校野球... | ダイジェスト... » |
コメント |
コメントはありません。 |
![]() |
コメントを投稿する |
![]() |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |