沖縄尚学が2季連続優勝 春季九州大会(スポニチ) - goo ニュース
4月19日から熊本で始まった今年の春季九州大会は25日が最終日
で、昨秋の神宮大会優勝校で選抜ベスト8の沖縄尚学が昨秋に続き
連続優勝を果たした。
今年の九州大会は開催県の熊本から3校だけでなく選抜出場を
果たした5校を含めた20校で行われる。
ここで沖縄尚学などの選抜出場校は控え選手達に実戦経験を
積ませて選手層を厚くするケースがあるのに対し、選抜に出場
してないチームは自分達のレベルを計るための大会という性格
もある。
結果的に選抜出場組は沖縄尚学が優勝し創成館が準優勝したの
だが、美里工と神村学園に鎮西や大島の4校が初戦で敗れている。
沖縄尚学は前年秋の九州大会と明治神宮大会も制し選抜大会は
優勝候補として甲子園に乗り込んだものの、ベスト8で豊川に敗れ
ているので春季九州大会での優勝は雪辱の意味でもあった。
決勝以外の3試合は6点差勝ちとコールド勝ちが2試合と、かなり
の強さを見せつけている。
もっとも沖縄尚学は選抜では2度の優勝と2度のベスト8がある
のに対し、夏の大会は92・99・03・05年に昨年と5度のうち全て初戦
突破しているものの いずれも2回戦で敗れているように夏の大会
では意外にも相性が悪く選抜で優勝した08年は県予選決勝で浦添
商に敗れているのだ。
それを考えると九州大会で優勝はしているものの沖縄には美里
工をはじめとした強豪がいるので油断できないし、99年以降の
春季九州大会優勝校で夏の甲子園に出場したのは5校なので1/3の
確率に留まっている。