ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
ディレー中継とサブチャンネル活用
今から49年前に行われた世界ヘビー級タイトルマッチ:ジョージ
・フォアマンvsモハメド・アリ戦は13:00から見たのだが、実際は
12:00過ぎにゴングが鳴っておりディレー中継だった理由は通信衛
星のトラブルなどを考慮してのものだったようだ。
このディレー中継は昭和の時代にバレーボールW杯やF1中継など
限られた放送時間内に収めるため効力を遺憾なく発揮し、残り時間
から勝敗は予測できるとはいえ見ている我々も結果が分からないた
め楽しんで見る事ができた。
ただディレー中継という方式は日本独自のようで、欧米などのス
ポーツ先進国の間ではスポーツ中継は試合開始から終了まで生中継
するのが基本だったようだ。
だから視聴者が飽きやすい長時間の試合は嫌われるケースが多く、
番組スポンサーの意向でルールを変更してでも時間短縮を推進する
姿勢が目立っていた。
ところが日本のメディアは‘競技の本質を損ねる’などルール変更
に対してネガティブな報道をしていたわけだが、それができたのは
世界的には異端なディレー中継を行っていたからだった。
日本のTV局はスポンサーに配慮してか映画でも時間内に収める
ため平気でカット作品を放映していたのだが、レンタルビデオや
衛星放送の普及により放送時間の延長をしてノーカットで放送し
ないと視聴率は激減していた。
スポーツのディレー中継も映画のカット放送と同じ感覚だった
のだが、スポーツの場合はネットの普及により結果がリアルタイ
ムで分かるようになったため意味がなくなって来たわけだ。
さらに時間内で終わるはずのサッカーやラグビーでもVARやTM
Oなどでの確認が入ったおかげで時間内では終わりづらくなって
おり、それに対応するには今やサブチャンネル活用という民放地
上波局が嫌う方式を受け入れなければ視聴者はネット配信という
選択肢があるので高視聴率は望めないだろう。
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正直痛々しかった・・・・いくらスポーツは晒し者の見世物とは言えども、俺はあの姿は見たくなった。
似たような話で長嶋茂雄がリハビリ映像をわざと撮らせたという話がありまして公の席にも出てますが、アリも同じショーマンですから注目されない方が辛いのかもしれません。
つまり病に侵された身を晒しても存在感を示したいというのが、本能的にあるのかもしれません。
それが良いか悪いかは判断しかねますがね。
まぁ彼はローマ五輪で、金メダルを獲得した頃からのショーマンですから最後までという事でしょう。
特に徴兵拒否をはじめ、何をやっても目立ってましたからね。