スター・ウォーズ反乱者たちにオビ＝ワンらは必要ない

　先日スター・ウォーズ反乱者たちにダース・ベイダーが登場し
1話のみだったがケイナンとエズラのジェダイの師弟コンビを
圧倒するだけでなく、単機でフェニックス中隊の旗艦を撃破
するなど大暴れをして実力を強烈に印象付けた。

　話の展開からしてダース・ベイダーの登場はシーズン2の
最初を飾るという形で以降は登場しないようなので、ベイダーの
活躍が見られなくなるという残念な思いの反面ある意味ホッと
している。

　というのもダース・ベイダーやオビ＝ワンにヨーダなどが
スピンオフ版で活躍し過ぎると流星人間ゾーンの悪夢を思い
出すのだ。

　72年に東宝が製作したTVヒーローの流星人間ゾーンは
ゴジラやキングギドラにガイガンといった本来なら映画でしか
見られなかったキャラがTVで見られるというのが特徴だったが、
ゴジラやキングギドラの存在感が凄過ぎて肝心のゾーンファミ
リーを中心とした独自性が霞んでしまった作品だった。

　ちなみにゴジラはゾーンの助っ人として登場して共闘するのに
対しキングギドラは侵略者・ガロガバラン星人に操られて登場
するのだが、何とキングギドラはゾーンの武器である流星ミサ
イルマイトの一斉射撃で倒されてしまうのだ。

　キングギドラといえば当時ゴジラをはじめとした地球怪獣
達が束になって挑んで何とか撃退するぐらい強かったのだが、
まさかゾーンが単独で倒すとは思わなかった。

　反乱者たちのダース・ベイダーは流星人間ゾーンのキング
ギドラと同じ立ち位置になるのだが、反乱者たちはEP3と4の
間での話という設定だからゴーストの連中からダース・ベイダ
ーが撃退されるわけにはいかないだろうし逆に強過ぎてもスト
ーリーが続かない。
　
　それを考えると1エピソードのみで顔見せ程度での登場と
いうのは正解だったし、オビ＝ワンやヨーダらは登場しない
方がいいだろうと思うのだ。