姫矢准を受け入れた和倉隊長

 ウルトラマンネクサスEp19の冒頭でガルベロスを撃退して現場を立ち去ろうと
した姫矢に対して銃を向ける凪に対し、和倉隊長は制止し共闘を申し込む。

 凪は両親を人間型ビーストに殺害されたトラウマがあるので、その影響から敵を
憎む事をモチベーションにしていたので姫矢を人間型ビーストという思い込みから
抜けられなかった感が強いのに対し、隊長は冷静に姫矢を見ていたと思われる。

 Ep18の終盤で孤門と一緒に凪を助けに駆けつけた隊長の前に姫矢は現れて
溝呂木をブラストショットで攻撃、やがてダークフィールドを展開すると姫矢が
ウルトラマンに変身するのを見て姫矢の正体に気付くのだ。

 隊長が姫矢を信じたのはバグバズン編以外ではウルトラマンがナイトレーダーを
フォローしていたのを知っていたし、溝呂木と姫矢の会話などを聞いて姫矢が悪人
ではない事に気付いていたと思われる。

 だから姫矢と溝呂木は同じデュナミストでも違うと判断したのだろう。

 これが孤門のような一般隊員なら直感で判断できるのだろうが、隊長ともなれば
総合的な判断が必要なので立場的にも少なくとも孤門のようには断定はしづらい
ので‘彼は溝呂木とは違う、私には そう見える’と言うのも決断がいったろう。

 そして現場を去る姫矢が隊長からの共闘の誘いを断ったのは‘TLTを信用して
ない’というものだが、いみじくも2話後に それが現実のものになる。

 憐編で姫矢同様の人体実験を受けていた憐を救出に向かうのも、ダメージから
弱っていた姫矢を捕獲して人体実験していた時に救出できなかったという悔いが
心の中にあったに違いない。

 またEp24のラストでは炎の中でウルトラマンのパンチがメフィストを捉えて消滅
させ爆発の中でウルトラマンも消えていくシーンで隊長が敬礼をして見送るのを
見ても姫矢に対するシンパシーを持っていたと感じるのだった。


 
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