私の住んでいる町内は10組に分かれていて それぞれが1年交代で組長を
務めるようになっていて、我が家も一昨年が組長で組費などの集金や市政
だよりなどを回覧板に挟んで回したりしていた。
その市政だよりだが今年度から子供会が市から貰い受けて それぞれの組長
宅に配布するようになったのだが、何と私の住んでいる組の組長と登録された
人の名が違うので混乱した。
実は今年の組長を務める予定だった所は奥さんが数年前に亡くなった
ご主人が1人住まいなので‘大丈夫だろうか?’と思っていたらGW明けに昨年
組長だった奥さんが女の人を連れて挨拶に来て‘私が今年お世話になります’と
言っていたのだが、この女の人が組長になった ご主人の息子の嫁かと思って
いたし 実際 組費の領収書の名前は そこのご主人になっている。
そこで仕方ないので昨年の組長で女の人を連れて来た隣の奥さん宅を訪ねて
事情を聞くと‘そこの家に務めている お手伝いさんが組長職務を代行する’と
説明してくれたので事なきを得たのだった。
組長と実際に業務を担当する人が違うというのは ウチの組では22年前に
あった。
というのも当時 組内に前市長宅があり、前市長は亡くなっていたのだが奥さん
は健在ではあるが80歳を越えているので厳しいかなと思っていたら、出入りして
いる お手伝いさんが気安い人で組内の奥さん達とも仲がよかったから お手伝い
さんが業務を担当するという事で前市長夫人は名目のみ組長という事になった。
ところが例え名目のみとはいえ組長の肩書きが前市長夫人は不満だったのか、
商店街に買い物に行った先々で‘私は80を越えるのに この歳になっても組長を
させられた’と不満げにこぼしていたという。
でも町内とすれば代行で業務を担当してくれる人はありがたいのだが・・・・