09・FIS世界ノルディック選手権始まるが

 世界ノルディックスキー選手権がチェコのリベレツで始まる。
 スキーの世界選手権は2年に1度、五輪の前後に行われるのだが今年は
来年のバンクーバー五輪の前哨戦としての意味合いがある。

 五輪前年の世界選手権では93年のファルン世界選手権のジャンプNHと、
97年のトロンハイム世界選手権のジャンプ LHで原田雅彦が優勝している
のが印象深い。
 また同じ97年にキング・オブ・スキーと言われた荻原健司がノルディック
複合の個人戦でジャンプで3位につけ、クロスカントリーで地元のビークに
競り勝って優勝している。
‘ジャンプでリードしないと勝てない’と言われていた常識を覆す見事な優勝
だった。

 五輪の前年というのは活躍すると本番が楽しみになる反面、前年が
ピークだったという事になるケースも多々ある。
 だから活躍し過ぎてもかえって不安になるのだ。

 さて肝心の日本だが惨敗したソルトレイクの翌年の03ヴァル・ディ・フィ
エンメ大会でジャンプ団体が2位で個人戦でも葛西が LH・NHともども
3位に入ったし、トリノの翌年の07札幌大会でもジャンプ団体が3位に
入った。

 ところがソルトレイクの前年の01ラハティやトリノ前年の05オーベルスト
ドルフではメダル0の惨敗に終わり、翌年の本番でもメダルなしに終わった。  

 こうしてみると五輪翌年より前年の世界選手権の方が本番を占うのには
いいみたいだ。
 今のところ残念ながら複合やジャンプ個人はW杯の成績を見てもメダル
は厳しそうだから、ジャンプの団体に期待するしかないかもしれない。

 それなりに活躍してバンクーバーへ いい流れを作って欲しいのだが・・・・・・・

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