2010年11月上京レポ・1：秩父宮からスタート

　11月22日に蒲田時代の師匠である根本憲一先生の還暦祝いが行われ
るという事で21日から上京した。
　今年は新年総会が地元の北九州開催だったので今年2度目の上京になる。

　通常は前日の日曜日の昼から夜にかけてオフ会を行っていたのだが、
還暦祝いの懇親会では深夜便の飛行機で帰宅するのでアルコールは殆ど
飲めないため前日の夜に前泊組を中心にしたメンバーで前夜祭を行う事に
しているから必ず前夜一緒に飲んでいた友人と昼食を共にして その後に
秩父宮で明治対帝京戦を観戦する予定だった。

　4:50に起床して5:40に車で北九州空港に出発。
　6:30に空港に到着して搭乗手続きを済ませ7:00発の飛行機で いざ東京へ！

 　羽田到着後に京急電車で蒲田に寄り、師匠にお土産を託けるとJRで友人
と待ち合わせしていた新橋へ行く。　

　上京すると必ず立ち寄る美登利寿司で11:30ぐらいから昼食を取り地下鉄
で外苑前まで移動して秩父宮ラグビー場に13:30前到着。　
‘メインとバックどっちに する？’と友人に尋ねると当然のように‘バックスタ
ンド’と意見が一致しバックスタンドに陣取って試合開始を待つ。

　最近は試合前に両校の校歌を吹奏したり、両校のチアガールがハーフタイ
ムに降りてきてダンスをしたりと15年前に初めて言った時には考えられない
催しものが行われたのには驚いた。

 　試合の批評はコチラに

 

　明治と帝京共に強力FWが看板なだけに迫力ある激突が‘これでもか’と
ばかりに見られ、特に試合開始早々にシンビンで1人少ない人数で10分戦
わないといけなかった明治が凌ぐと1トライ&1ゴールで先制し更に日本では
珍しいドロップゴールまで決まって前半は劣勢を予想された明治が10－0で
リードして終了。

　ハーフタイムにスコアボードのオーロラビジョンでダイジェストが流される
のを期待したが残念ながら流れず、学生ラグビーでドロップゴールがきれ
いに決まるのは珍しいのでVTRでもう1度見たかった。

　それにしてバックスタンドは遠くでタックルが突き刺さっても‘ゴツン’ という
音が聞こえるのは迫力満点、ラインアウトやスクラムも目の前で行われて
いるのだからたまらない。

 

　結局残り10分で1トライ&1ゴールで逆転可能な6点差に追い上げられな
がら、凌ぎ切った明治のディフェンスは全盛期並みの凄みがあった。

　終了後に両校の選手達がバックスタンドに挨拶に来ると多数を占める明治
ファンが大拍手で迎えるのだった。
　　友人が夕方から用事があるという事だったので帰ろうとしたらゴール裏
スタンドの一角に人だかりができているので‘何だろう？’と思ったら明治フィ
フティーンがクールダウンをした後に吉田義人監督を囲んでミーティングを
行っていた。

 

 　元日本代表の名ウイングで全盛時の明治のキャプテンだった吉田の
人気は高く、スタンドの明治ファンも吉田見たさに残っているようだ。

　秩父宮を後にして地下鉄の路線図を見ると渋谷駅まで2つ先だったので
友人と今日の試合の感想などをしゃべりながら渋谷駅まで歩いたのだが、
意外に遠く 1時間近くかけて話をしながらだったので意外に楽だった。

　渋谷駅で友人と別れ、今回のOB会の幹事をしてくれた2人にお土産を持参
すべく荻窪と高野まで行く事にしていたのだ。
　荻窪にある義さんの店は99年に1度行っているのだが、11年経っている
ので出口を間違えて5分で到着するところを15分かけて到着。

　続いて高野までは西日暮里から舎人ライナーに乗ってこぢこぢさんの店
まで行ったのだが、HPに載っている道を間違えて やはり5分で到着する
はずが20分近くかかってしまった。

　こぢこぢさんの店は19:00までだったので終了後、一緒に前夜祭が行わ
れる蒲田まで行く事にした。
　20:10に舎人ライナーに乗り込むと蒲田まで話し込みながら21:00過ぎに
到着したのだった。

　行きがけは1人だったので時間的に長く感じたのだが、同じ距離を乗っても
早く感じる。　
　JR蒲田駅の東口に降り立つと四国から来ていたINOさんと変幻自在さんが
既に待っていて、ほどなく義さんと いけちんさんが合流し 久しぶりの再会を
喜ぶのだった。