ノンマルトの使者の続編は・・・・

 ウルトラセブンの42話・ノンマルトの使者は、2年前に海で亡くなった海の
大好きな真市少年がノンマルトのメッセンジャーとして登場する。
 ただノンマルトが本当に地球の先住民だったかどうかは、キリヤマ隊長の
指示でノンマルトの海底都市を壊滅させ全てが消滅したため永遠の謎に
なってしまう。
 ある意味‘尻切れトンボ’のような終わり方なので、高3の頃ぐらいから
自分なりに続編を考えていた事があった。
 だが・・・・・

 ノンマルトを本当に地球の先住民族にしてしまうと地球人が本当に侵略
者になってしまい話が重くなるし、ノンマルトを侵略者として扱うと金城
哲夫の精神を踏みにじる事になりそうで迷う。
 結局ギブアップして続編作りは断念した。
 ノンマルトの謎は金城哲夫にしか分からないが金城哲夫亡き今まさしく
永遠の謎になったし、そうせざるを得なかった。

 その後99年の暮れにOVでの‘ウルトラセブン1999最終章・わたしは
地球人’で武上純希が続編を書いたが、彼の結末はノンマルトの地球
人先住民説肯定だった。
 とてつもなく重い話になってしまい、ある意味気が滅入る感じだ。


 
これを見てもノンマルトの決着は金城哲夫

以外の何人たりとも扱ってはならないと

思い知らされたものだ。

コメント ( 5 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
がっかりしましたね (いとま)
2008-07-23 21:36:04
平成セブンのノンマルトの続きには、がっかりしました。
地球が侵略の歴史なんですから、宇宙規模でもそうでしょう。
先住民優先なんて、平和ボケも甚だしいですよね。
 
 
 
やはりあのままで・・・ (トクタサツオ)
2008-07-23 22:16:49
トクタサツオは幸か不幸か平成セブンを観ていないのですが、いとま様もおっしゃっているように何か残念な気が致します。

まあいろいろな事情があるのでしょうが、あのままで
置いといていただきたかったですね。

そうですね金城哲夫氏が書かれたのならまだ納得できたかもわかりませんが・・・。
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2008-07-23 23:36:05
>いとま様
 あまりに理想主義的な感じでしたからね。
 案の定、続編の02年版は収集不可能になってしまいましたよ。
 
>トクタサツオ様
 1999最終章はキングジョーとノンマルトが、02年版にはペガッサ星人とゴドラ星人にパンドンと全て満田
監督作品に登場したキャラが登場してました。
 しかし雑誌のインタビューで満田監督は‘あれまだ
見てないんだ’と答えてましたので‘あまり感心してないのだな’と思ってましたよ。

 やはり盟友の金城哲夫以外にノンマルトは扱ってほしくなかったのではないでしょうか?
 
 
 
生みの親だけに許されること (怪人太郎冠者@1553)
2008-07-24 22:40:29
海賊版を書いていた経験から言えるのですが、作者(または監督)が、意図的に曖昧にしたもの、謎にしたものは作者以外の人間は勝手な解釈をしてはいけないのです。と同時に自分の作ったものを自由にできるのは生みの親のみに許される特権です。
前にゴジラがキングギドラを追っ払って「シェー」をしたことに批判がありましたが、その「シェー」をさせたのは他ならぬ円谷英二、だからゴジラをどうすることもできる人でもあります。
最近でもコスモスやマックスでバルタン星人が私のイメージとは食い違うキャラになっていましたが、そうしたのは生みの親である飯島監督です。だからバルタン星人をどうすることもできます。
ノンマルトの正体を自由に扱えるのは金城氏だけなのです。ですから「わたしは地球人」は作るべき作品ではなかったというのが今もって変らぬ私の持論、です。
 
 
 
私も そう思いますよ (こーじ)
2008-07-24 23:27:51
>怪人太郎冠者@1553様
 実相寺さんがメトロン星人をマックスで扱ったのも
同じかもしれませんね。
 私も‘作らないほうがよかった’と思っている1人ですよ。
 飯島さんではないけど、子供が楽しめる作品ではないですね。
 
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