ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
池部良が亡くなって1ヶ月が過ぎ
早いもので俳優の池部良が亡くなって1ヶ月が経つ。
池部良といえば「青い山脈」や文芸作品の「雪国」に任侠ものの「昭和残
侠伝」などが有名だが、特撮ファンにとっては「宇宙大戦争」や「妖星ゴラス」
の主役を演じていたのが印象深い。
特筆すべきは59年に製作された宇宙大戦争で現実のアポロ11号よりも
10年早く勝宮一郎博士として人類初の月面着陸をした人物として出演して
いる。
地球侵略に来た遊星人ナタールの前線基地が月面にあるのを知った人類
は宇宙探査艇のスピップ号で月面に乗り込み、探検車の熱線砲などで攻撃
をかけて前線基地を破壊する事に成功したのだ。
このときに最初に月面に降り立ったのが池部良演じる勝宮だから、空想
特撮界で人類で初の月面着陸は日本人だったという事になる。
更に62年の妖星ゴラスではゴラス接近に対して南極にジェットパイプ基地を建設して地球を移動させようという計画を立てる田沢博士を演じていた。
妖星ゴラスは東宝創立30周年映画の1本で上原謙や志村喬らをはじめと
した東宝映画のオールスター映画の中で主役を演じているのだ。
個人的に最後に特撮映画で見たのが惑星大戦争。
宇宙防衛艦・轟天の艦長である滝川正人博士を演じ、最後は先端にある
エーテル破壊爆弾を搭載したドリル部分に乗り込んで金星上空で宇宙戦艦・
大魔艦に突っ込み相打ちになった。
こうしてみると文芸作品や任侠作品に出ていた俳優でインパクトがある
特撮作品に出演して主役を演じるというのは珍しい。
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