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こーじ苑
高橋尚子のギャンブルは、成功するか?
北京五輪の女子マラソンの出場権を賭けた名古屋国際女子
マラソンが、9日に行われる。
注目は00シドニーの金メダリストで、04アテネに落選した高橋
尚子が久しぶりに出場するのである。
基本的に優勝すると北京は当確なので、高橋尚子が優勝できる
かどうかが最大の焦点だ。
ただ問題は05年にデビュー以来コンビを組んでいた、小出義雄
監督と袂を分かっての出場だから不安があるとしたら、ここにある。
小出監督によると‘有森裕子は自分のアドバイスに対し、いろいろと
意見するが 高橋尚子は1から10まで素直に聞く。これが銀と金の違い
だった’と言っていた。
つまり高橋は長い間、悪く言えば‘監督のロボット’のようなもの
だったわけで監督と袂を分かったという事は、ある意味‘独り立ち’を
意味する。
自身でも言っている通り彼女にとっても北京は、年齢的にラストチャ
ンスだろう。
だから‘最後ぐらい自分の力で’という考えは分からなくない。
ただし他の指導者にも師事せず‘チームQ’という自らのこれまでの
経験を基にしてやるというのは、あまりにも危険過ぎる。
というのも‘自らの経験の引き出し’は、若い頃の経験を基準に
しての事だ。
高橋クラスになると尻を叩かなくても猛練習する。
ハードな練習をこなすのは大事な事だが、20代の体力と30代の
体力は違うし、ここのところ出場レースが激減しているのも、出場しても
万全な体調で走れてないのはオーバーワークが原因ではないかと思う。
恐らく20代の頃にやっていた練習を 今でもやっていたのではない
だろうかと思われる。
こういう時に必要なのは、体調を把握してくれるコーチではない
だろうか?
特にオーバーワークにブレーキをかけられるコーチこそが、今の高橋
には必要だと思うのだが・・・・・
それでもコーチを付けずに挑戦するのは ある意味、今回の北京
挑戦は1つのギャンブルである。
果たして高橋尚子のギャンブルは、成功するか?
最初の答えが9日に出る。
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やっぱり難しかったですね。
荒川静香が、1人で何でもやったようなものでしょうけれど。
タイガー・ウッズですら、しっかりコーチは付けているのに・・・