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こーじ苑
トヨタ クラブW杯・Sファイナル:大阪 マンUに完敗
今日 行われたクラブW杯のSファイナルでアジア王者の大阪はヨーロッパ
王者のマンチェスターUと対戦し3-5で敗れ3位決定戦に回ると共に、前日
北中米王者のパチューカに2-0で勝った南米王者のLDUキトとのファイナル
となった。
攻撃サッカーが持ち味の大阪だが、監督は96アトランタ五輪でブラジルに
1-0で勝った‘マイアミの奇跡’を起こした西野朗。
アトランタ五輪のブラジル戦では西野ジャパンは しっかり守ってブラジル
にラッキーゴールで勝ったものの、当時の主力選手達から‘負けてもいい
から攻撃的にやりたかった’という声があった。
マンチェスターUに挑む大阪が、どんな戦いをするかが焦点だったが予想
通りラインを浅くして前線からプレッシャーをかけに行く。
主力2人をケガで欠く大阪だったが、立ち上がりから攻勢をかけて2分に
早くも橋本がミドルシュートを放つ。
特に12分には播戸がDFラインの裏に抜け出してフリーになりシュートを
打つがGKの正面で先制ならず。
20分ぐらいからペースを掴み始めたマンUは立て続けにチャンスを作り
28分にギグスの右CKからビディッチがヘッドで決め先制するとロスタイム
にも再びギグスの右CKからCロナウドがヘッドで決めて2-0 として前半
終了。
後半に入ると大阪が攻め込んだのとマンUがペースダウンしたので互角
の展開になり、74分に前線に走り込んだ橋本からのパスを受けた山崎が
決めて1点を返す。
しかし直後にルーニーの2ゴールなどであっという間に1-5となった。
残り5分に遠藤がPKを決めると、ロスタイムには橋本がスルーパスに
抜け出して3点目を挙げるが反撃もそこまでだった。
主力にケガ人を抱えてベストメンバーを組めなかった大阪がマンUに
食い下がったが、自力の差は大きかった。
ただし後半30分に0-2から1点を返したところまでは競っていたし、緊迫
した状態で1点返しているので ここらへんは評価したいと思う。
敗れたとはいえ1-5から2点を返した流れが日曜日の3位決定戦に つな
がるか?
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結局マンUは最後手を抜いてましたが、見ごたえはあったと思います。
確かに0-2から返した1点は大いに価値があります。
ただ1-5からは勝負がついていたというエクスキューズがありますからね。
でもエンターテイメントとしては最高に面白い試合でした。
日本のチームが強豪相手に、こういったポジティブな試合をしたのを見たのは初めてですので。