ヘアサロンうつのみや・オーナーのスポーツやヒーローもの、雑談ネタを徒然なるままに
こーじ苑
発祥の国=宗主国が勝てないのは悪い事ではない
昨日から国内では栗山ジャパンのWBC優勝ネタで賑わっており、
今日も代表メンバーの帰国などのニュースが流れていた。
今回のWBCはMLBでもスーパースターの大谷翔平がダルビッシュ
有らと共に代表入りした事から大いに話題になり決勝の相手が前回
初めて優勝した野球の宗主国アメリカで、MLBのスター選手達が多
く集まったチームに勝ったという事が盛り上がる原因になっている
と思うのだが優勝した日本サイドが野球発祥の地アメリカをリスペ
クトしたコメントをしているのが印象に残った。
また準決勝で日本に逆転サヨナラ負けを喫したメキシコの監督が
‘負けたが完敗したわけじゃない、メキシコの野球界にとっては勝利
だと思う’とコメントるなど野球の面白さを存分に披露できた事に対
する誇りを語っていたのも印象的だった。
ここで実感するのが発祥の国=宗主国が必ずしも最強ではないと
いう事で、言い換えれば日本の柔道が然りではないか。
柔道は日本発祥の競技だから優勝できなければ屈辱的な発想が昭
和の時代にあったが、今や柔道は全世界に広まっておりフランスな
ど競技人口は日本を凌いでいるのが実情。
そんな実情を無視して優勝以外は屈辱的な発想は時代遅れでしか
ないし、宗主国が最強ならばサッカーやラグビーはイングランドが
必ずW杯では優勝しないといけない的な発想になると思う。
サッカーW杯は発祥の国イングランドは第4回大会まで参加して
なかったし、WBCも当初メジャーリーガ―達もスプリングトレー
ニングの一環という考えが主流だったようだ。
そしてサッカーとラグビーW杯でのイングランドの優勝は1回づ
つでしかないし、WBCでもアメリカは前回の第4回大会が初優勝と
いう状況。
それを考えると宗主国というのは競技に対する拘りがあり、それ
がない後発の国の方が柔軟な発想で臨めるのため宗主国は必ずしも
有利ではないし逆に言えば宗主国が強過ぎる競技というのは世界的
に広まってない証拠だと思うのだ。
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