豊昇龍の来場所横綱昇進が厳しくなってきた

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20250119-0246

　大相撲初場所は今日が中日8日目で5日目に途中休場した横綱・
照ノ富士が引退を表明し、優勝争いでは大関・豊昇龍が元大関の
正代に押し倒され2敗目を喫し14枚目の金峰山だけが全勝で尊富士
と千代翔馬が1敗という形になっている。

　今場所最大の焦点だった先場所優勝の琴桜＆準優勝の豊昇龍らの
横綱昇進なるか？で、特に場所前は豊昇龍の好調が伝えられていた
のに対し琴桜が今一つのようだった。

　理想的なのは先場所14勝の琴桜が13勝あたりで準優勝し、先場所
13勝の豊昇龍が13勝以上で優勝するとダブル昇進ありえるといった
楽観的な意見も出ていた。

　ところが琴桜は初日に白星スタートしたものの2日目の阿炎から
6日目の熱海富士戦まで5連敗を喫し、優勝争いどころか勝ち越しす
ら危ぶまれる状況。

　大関2場所目の大の里も初日に翔猿戦でつまづくと4日目&5日目
に阿炎&王鵬にも連敗し3敗と早々と優勝争いから脱落した感じだ
から、4日目まで全勝だった豊昇龍の優勝に期待が高まっていたが
5日目に苦手の熱海富士に敗れると今日8日目にも正代に敗れ2敗を
喫したのだ。

　思えば今から40年前の春場所に13勝2敗で優勝した朝潮と12勝3
敗で準優勝の若嶋津の両大関に夏場所での昇進がかかっていたが、
若嶋津10勝5敗で朝潮も11勝4敗に終わり両者とも昇進できなかっ
た事を思い出す。

　果たして残り7日間を豊昇龍は全勝でクリアできるのか？大いに
注目したい。