ウルトラマンZ、カネゴン編の意義

 ウルトラマンZの13話メダルいただきますには、コイン怪獣カネ
ゴンが登場する

 カネゴンといえばウルトラQに登場する怪獣で銭ゲバ加根田金男
少年がコインが出てくる繭を拾ったものの、その中に取り込まれて
しまい誕生するというものだった。

 このEPはブラックな内容だったからウルトラQならではの作品で
他のシリーズでは使えないキャラだったから
久しぶりに登場したら、
どんな内容になるのかと思っていたら10話に続く総集編2という感
じではあったがコイン
いただきすというサブタイトル通りにZでは
ウルトラメダルが存在するのでカネゴンが間違って食べてしまうと
いう展開は予測がついた。

 ストレイジの当直だったハルキは腹を空かしたカネゴンからウル
トラメダルを食べられてしまうところから始まり、食べた瞬間にカ
ネゴンの意識の中にハルキがウルトラマンとして一緒に戦っている
イメージが流れたようでハルキがウルトラマンとして戦っている話
を聞いたカネゴンが食べたメダルを吐き出してしまうというもの。

 最初にアルファエッジでの戦いを話すとセブン・レオ・ゼロのメ
ダルが出てくるし、次にベータスマッシュでの戦いを話すとウルト
ラマン・エース・タロウのメダルを吐き出したのだった。

 つまりハルキがカネゴンに話をした時に前半の怪獣との戦いの映
像が流れるので、10話に続く総集編的な作りになってしまったのは
無理もないところ。

 11話でハルキがレッドキングを倒した時に卵を守ろうとしていた
事で悩み始めZとの連携が崩れて力を発揮できなくなると、12話の
グルジオライデン戦まで引きずっており戦いの意義について悩むハ
ルキというのが総集編以降の展開になっていた。

 そんな中でカネゴンがメダルを食べてしまった時にハルキとZが
連携して戦っていたイメージが沸いたため、迷いを解くヒントを
与える形で最終的に食べた
メダルが全て戻ってくるというものだ。

 Zは基本コメディ路線ではあるが、そういった中にシリアスを混
ぜているのでQでもブラックな要素を入れたコメディ作品のキャラ
であるカネゴンの起用は案外意義があるのかもしれない。

 ちなみにベータスマッシュを最初に見た時にレッドマンに似て
いると思ったのだが、カネゴンも‘赤いアイツ’と言っているところ
を見るとスタッフも少しばかり狙っていたのかと思ってしまう。

 それにしてもカネゴンが突然ストレイジの基地に現れたのか?
という疑問点があったのだが、次回は四次元怪獣ブルトンが登場
するわけでZの世界ではブルトンがゼロを封じ込める形で登場し
ている事から案外ブルトンの仕業なのかもしれない。

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