異次元空間ネタといえば    

 来週OAされるウルトラマンZには、四次元怪獣ブルトンが登場
する。

 ブルトンといえばウルトラマン17話に登場した怪獣で科学特捜
隊本部に出現し四次元現象に引きずり込んだため本部に残された
ムラマツやイデにアラシ達を本部内を堂々巡りさせたり、迎撃に
出動した戦闘機に地を這わせ戦車を空に飛ばせるなど摩訶不思議
な世界を視聴者に見せる事になった。

 ウルトラマンとの戦いでも飛び蹴りをストップして振り回した
り、地面の中に引きずり込むなど四次元攻撃の前に大苦戦する姿
が印象的だった。

 思えば昭和の時代には四次元を含めた異次元ネタが目に付いた。

 ウルトラセブンに登場したイカルス星人は四次元空間に基地を作
り四次元空間と三次元空間を自由に行き来できる宇宙船で京浜地区
のコンビナートを攻撃したかと思うと東京湾でタンカーを襲撃する
など神出鬼没の動きをし、異次元への干渉技術を持たない地球防衛
軍側からは攻撃はおろか発見すらできないという厄介な代物。

 しかもダンがセブンに変身することはおろかカプセル怪獣を出現
させることもできず、星人自体も‘住むには苦しいが’というぐらい滞
在は決して楽ではないようだ。

 とりあえず四次元空間の描写は白い壁に黄色の風船が、モチーフ
として散りばめられている風景はなかなか独創的だ。

 更にウルトラマンAでは異次元人ヤプールが四次元空間から超獣
達を差し向けるわけで、突如出現したり空を割って出現したりと独
特の描写が印象的だ。

 一方でミラーマンは主役の鏡京太郎が二次元人の父親と三次元人
の母親との間に生まれたという設定で、地球侵略を狙うインベーダ
ーは最初に二次元世界を壊滅させ三次元世界に侵略の魔の手を伸ば
しているというもの。

 もっとも二次元世界は平面世界という事からか映像的な描写はな
かったのだが、やはり四次元空間の描写というのは夢があったと思
う。

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