ウルトラQ・フィルムブックの思い出

 先月の東京でのオフ会で話題になったのが、ウルトラQのフィルムブック
について。
 今回初めて参加してくれたねくすとさんが、ウルトラQのフィルムブックの
話を出してくれたので一気に‘我が意を得たり’と盛り上がった。
 レンタルビデオ屋に目的のビデオがなかったり、ビデオデッキを持って
なかった私などにとって貴重な存在だった。 

 最初に見たのはゴジラシリーズ。
 モスラ対ゴジラ、三大怪獣地球最大の決戦、南海の決闘、メカゴジラの
逆襲の4冊があった。

 その後、今から22年前の86年に‘ウルトラQ放送開始20周年記念’ と
いう事で全28話分が収録された計7冊が順次発行された。
 面白いのが、このシリーズは監督作品別になっていた事。

 1巻:円谷一監督集Vol・1

 1ゴメスを倒せ 3宇宙からの贈り物 9クモ男爵

 13ガラダマ 17 1/8計画

 2巻:円谷一監督集Vol・2 

 2五郎とゴロー 28あけてくれ!   

 満田かずほ監督集

 21宇宙指令M774 26燃えろ栄光

 3巻:中川晴之助監督集

 6育てよカメ 12鳥を見た 15カネゴンの繭

 4巻:野長瀬三摩地監督集Vol・1

 5ペギラが来た! 11バルンガ 14東京氷河期

 5巻:野長瀬三摩地監督集Vol・2

 16ガラモンの逆襲 18海底原人ラゴン 23南海の怒り 24ゴーガの像

 6巻:飯島敏宏監督集

 7 SOS富士山 10地底超特急西へ 18虹の卵 19 2020年の挑戦

 7巻:梶田興冶監督集 

 4マンモスフラワー 8甘い蜜の恐怖 22変身

 25悪魔っ子 27 206便消滅す

 当時、ここまで監督別に分類されているのを見たのは初めて。
‘円谷一監督が亡くなっていた’という事を この本を見て初めて知ったりも
した。
 この本を見る事でウルトラQの世界を思い起こす事ができたと共に、
‘この監督は、こういった作風か’などと考えるようになったのだ。

 今のようにビデオが揃い、いつでも見られるのだったら ここまでしっかり
とスタッフの名前を覚えていなかっただろう。
 そういう意味でフィルムブックは、私にとって特撮の世界にハマる第一歩
となった一里塚でもあった。 

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