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こーじ苑
井上尚弥‘横綱相撲’でラスベガスデビュー飾る
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20201101-0156
WBA&IBFバンタム級王者の井上尚弥が今日ラスベガスで2位の
ジェイソン・マロニー相手に7RでKO勝ちしWBAでは4度目、IBF
では2度目の防衛に成功した。
試合は井上が立ち上がりから鋭いジャブをビシビシ決めペース
を握りマロニー得意の接近戦を許さずプレッシャーを強めていき、
6Rに左フックで最初のダウンを奪うと7R終盤にマロニーの右スト
レートに合わせて打った右がカウンターになってマロニーは崩れ
落ちる形でKOとなった。
昨年11月に埼玉で行われたWBSS決勝以来約1年ぶりの試合に
なるだけでなく本来なら4月にWBO王者カシメロとの統一戦の
予定が延期に次ぐ延期となって流れたため、急遽マロニーに対
戦相手が変更になったわけだから試合前は1年ぶりの試合のブラ
ンクやラスベガスデビューゆえのプレッシャーが心配されていた。
井上に不利な要素を挙げるとマロニーが既に試合をこなして
いるのに対し1年ぶりの試合になっていたし無観客試合への慣れ
と、かつてファイティング原田がバンタム級時代に代替えカード
のライオネル・ローズから敗れる波乱が同国人のマロニーに心の
支えになっていた事。
実際に井上が‘格の違いを見せつける’的な色気を出して前半か
ら強引に攻めていって不用意にパンチをもらい、効かされなくて
も1年前の古傷をカットするなどのアクシデントが起きかねない
という懸念まであった。
それを見越してか元世界王者の浜田剛史などは‘焦らず徐々に
削っていく形で弱らせ、中盤以降に倒せばいい’的なコメントを
試合前にしていたのだがまさしくその通り。
ただ試合が始まるとブランク明けという事もあって慎重に立ち
上がり、鋭いジャブを上下に打ち分けるなどプレッシャーをかけ
徐々に削っていく形で6Rにダウンを奪うと7Rで仕留めるのを見る
と具志堅用高を彷彿させる横綱相撲的な勝ち方だ。
モンスターといわれる井上も最初に世界王者になってから6年
経過しているわけで円熟期に入っており前半から勝負に出て早々
と倒してしまうのも凄いが、今日のように徐々に削っていき中盤
にはダメージを蓄積させて7Rあたりで倒すという戦い方も悪くな
いし前半KOばかりやり過ぎるというのは意識が力攻め一本にな
るというリスクがあるのでキャリアを積み重ねた今ではこういう
戦い方というオプションも装備されたと思う。
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