円谷ヒーローは関西で苦戦するジンクス

 今から50年前の今日73年4月4日にOAされたジャンボーグA12話&
13話は大阪編で、岸竜蔵隊長の弟・京一郎役でミラーマンの主役・
鏡京太郎の石田信之がゲスト出演する一方ジャンボーグAのゴール
デンアーム&デッドファイヤー相手にエネルギー切れになるなど見
どころ満点だが円谷ヒーローは関西が鬼門というジンクスができた
EPでもある。

 第1期ではウルトラマンのゴモラ編が大阪、セブンのキングジョ
ー編が神戸が舞台で共に前後編という事から1度は敗れる。

 第2期は帰ってきたウルトラマンやミラーマンは寒再編がなかっ
たがジャンボーグAは毎日放送政策という事で大阪編が前後編とし
て作られていたのだろうが必ず1度は敗れるというジンクスができ
た形だ。

 このEPはメインライターの山浦弘靖が担当しており、ミラーマン
テイスト溢れる内容になっている。

 というのも冒頭でエメラルド星人がナオキに夢の中で警告し、
その内容が‘ジャンボーグAを凌ぐ怪獣を送り込もうとしているの
でPATとの一糸乱れぬ共同作戦が必要’との事。

 これ14話のキングザイガ―編でミラーマンの父が‘宇宙怪獣キン
グザイガ―をインベーダーは送り込んで来るので、地球人と力を
合わせて戦えば勝つチャンスがある’と夢の中で警告するシーン
ではないか。

 とりあえず強敵であるゴールデンアームを倒すもののエネルギ
ー切れとなったところにデットファイヤーが登場するというのは、
ミラーマン34%35話のスモークネス&モグラキング編でスモーク
ネスを倒したものの力尽きたミラーマンの前にモグラキングが出
現するというシーンを思い出す。

 このEPではモグラキングにSGMの藤本隊員がジャンボフェニッ
クス2号機で特攻を仕かけるが復活したミラーマンから救われる
というシーンがあった一方、デッドファイヤーの攻撃で被弾した
岸隊長搭乗のファイティングスターが特攻しジャンボーグAは力
尽きてかいたため隊長が殉職というところが違う点か。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (tamutamu)
2023-04-04 21:45:40
後の「ダイナ」35話&36話の大阪前後編もダイナが前編でジオモスに敗れてますね。
しかも後編のダイナが旧GUTSと現スーパーGUTSと共にネオジオモスを打倒した展開も偶然かな。
けどこの回は、ウルトラ史上初めての“前チームと現役チームが初めて共闘”した記念すべき回でもあったことに感動しましたね。
特に戦い終えてムナカタリーダーたちとヒビキ隊長たちが一緒に並んで歩いてくるシーンは格好良かったです。
 
 
 
最高や! (こーじ)
2023-04-05 15:08:58
>tamutamu様

 このEPは完全に平成版怪獣殿下ですよね。

 リールフラッシャー落としてホリイ隊員の子供達が拾って届けるなどOA当時から実感してました。

 
 戦い終わって大阪城の縄文から旧GUTSとスーパーGUTS
 の面々が入場するシーン、ホリイの子供達が‘最高や’と叫ぶのは我々視聴者の心情を代弁していると思いましたよ。
 
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