高木美帆・ヨハンコーチとのコンビ続行決まる


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-220616-202206160000843

 22北京五輪スピードスケート女子1000m金メダリストの高木
美帆が、今シーズン限りで日本代表ヘッドコーチを契約切れで
退任したヨハン・デヴィット氏と新チームを結成し来シーズン
に臨む事を表明した。

 それと同時に日本代表のナショナルチームを離れて現役続行
となったわけで基本的にヨハン・デヴィット氏が住むオランダ
と国内を拠点として活動するらしく、プロという形で残りの現
役生活を送るという事になるのだろう。

 ヨハン・デヴィットコーチは15年に来日し高木とは7年越しの
師弟関係となっており、氏のコーチングを受け始めてから高木は
成績を伸ばしているのだから氏が日本を離れる事に対してマイナ
スになるのではと思っていただけにチームを組む事になり個人的
に一安心している。

 スピードスケートでは18平昌500m金メダリストの小平奈緒も
ナショナルチームを離れて結城匡啓コーチと組んでいたので、ナ
ショナルチームで行動する以上の活躍をするなら離れる事も必要
だと思う。

 高木にしてみると北京五輪で金1、銀3のメダルを獲得した事で
達成感ができてしまう形になりこのまま現役引退という選択肢も
十分考えられた一方、現役を続行するのなら相当な覚悟がいるし
ヨハン・デヴィット氏がナショナルチームのヘッドコーチを満了
した事を考えると優秀なコーチの存在は必要不可欠と考えていた。 

 例えば高橋尚子が小出義雄氏のコーチで五輪で金メダルを取っ
たものの、以後は自分でチームを作って活動し始めてから故障を
続発しプロでありながら選手寿命を縮める結果になったのが頭に
あった。

 つまり母親となっても世界新記録を出していたポーラ・ラドク
リフのコーチに師事するならば小出氏とのコンビ解消は発展的と
思っていたのだが、自らの経験則を基にやっていくという話を聞
いた時に大丈夫か?と危惧していたら故障の連鎖に見舞われて以
後は今ひとつの成績のまま引退する事になった。

 やはり才能ある選手は、それを生かせるコーチなくして大成は
ないので今回ヨハン・デヴィットコーチから引き続き師事を受け
る事ができるなら最高だ。

 まぁ高木美帆にとって、これからの現役生活はボーナスのよう
なものだと思うので納得が行くまで頑張って欲しいと思う。

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