19年ぶりのステレオ

 金曜日からコチラは寒い日々が続いている。
 今日も予報どおり朝から断続的に横殴りの雪が降り続いていたので、
せっかくの祝日ではあるがとてもじゃないが外出する気にならず。
 そこで1日中家で過ごすハメになったのだが、部屋の片づけをしていると
3階の片隅に置いていたステレオを包んでいたゴミ袋がホコリにまみれて
いるのでカバー袋を換える事に。

 せっかくなら息子達にアナログレコードを聞かせてやろうと居間に持って
降りた。
 このステレオは約30年前に通販で買った代物、カセットテープやAM&FM
ラジオまで聴ける優れものだった。

 ウチを建て替える前は、ちょくちょく聴いていたが90年にCD ラジカセを
購入したら使う事はめったになくなり家を建て替えてからは 3階の片隅に
ホコリがしないようにゴミ袋のカバーを被せて保管していたのだ。 

 持って降りると息子達は‘何それ?’と興味津々。
 プレーヤー部分が外れていたのでセットをし直し電源を入れたら、奇跡
的に一応動く。
 そこでクラシック特集のLPを試しにかけてみると聴く事ができた。
 そこでスピーカーまで持って降りて繋ぎ、本格的に聴き始めた。

 曲目は‘エリーゼのために’‘トルコ行進曲’‘流浪の民’それに‘軍艦
マーチ’。
 CDの場合は1面だが、アナログレコードは両面だから息子達には珍し
そうだしLP盤の大きさに驚いていた。
 CDの場合は回っているのが分からないけど、アナログレコードの場合は
しっかり回っているのが分かるし33回転や45回転とレコード盤によって
回転を使い分けるというのも初めて知ったようだ。

‘どうせなら’という事で、シングル盤まで持って降りた。
‘ドラゴンへの道’の英語版シングルで、表は英語版のOPソングが入って
いるし、裏はバトルテーマ。

 ビデオやDVD版のOPは香港バージョンだから英語版のOPソングは
お宝らしいが、聴けなければ意味がない。
 続いて海外版ウルトラセブンのOPとULTRA7が入ったシングル。

 このシングル盤は円谷のファンクラブに入っていたときに、会員特典と
して送られてきたもの。
 子門真人のハイトーンボイスが微妙なムードを醸し出していた。

 息子達の反応が微妙だったのは言うまでもない。

 当然のように息子達は‘また聴きたい’という事で、2階のテーブルの
下に置く事にしたのだった。

 ただし今度聴くのは、いつの日か・・・

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
これから (Shingo-Ringo)
2009-01-13 10:35:55
もしかしたら息子さんたちはこれが契機で色々な意味で「マニア道」を進む事になるかもしれませんね
 
 
 
失って久しい (ある)
2009-01-13 18:17:10
レコードプレイヤー・・・。

私が初めて手にしたレコードは
ペラペラの雑誌付録だったような。

「ウルトラマン」のバルタン星人回でした。
せりふを覚えています。

「そこには我々の苦手な・・・」
「何だ?」
「・・・それは言えない」
こんなやり取りだったような。

時を経て
バイトして買ったパイオニアの「プロジェクトA7」。
アンプをSansuiに変えて、デッキをAkaiに変えてグレードアップしていく予定が、上京で断念。

※Akaiは海外でも評価されてましたね。
 アユブ・カルレのトランクスにも「Akai」と
 あったし・・・

CD化に伴い、レコードプレイヤーも手放し、ミニコンポに買い替え・・・。

まだ、手放していないレコードもありますが、うちのチビすけに聴かせるようなモノは無いなぁ・・・
 
 
 
書き込み御礼&レス (こーじ)
2009-01-14 00:10:57
>Shingo-Ringo様
 親の血を引いてますからね、マニアックな世界に
浸るのは十分予想できますよ。
 ただホンモノとニセモノを見分けきるようにはなって欲しいですね。

>ある様
 ソノシートですね、私も持ってました。
 雑誌の付録についてましたから妙に嬉しかったですよ。

 中学後半から高校ぐらいになると、いいステレオを買うのがステータスになってました。
 あれぐらい大きかったら今はスペースを取って大変だと思いますよ。

 CDが出てきたのは一種の革命でしたよね、音もよかったし。
 
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