息子たちの小学校も15日が卒業式という事で昨日から体育館で卒業式の
練習が始まり5年生の長男も当然ながら練習に加わっているので、我々の時代の
卒業式練習を思い出した。
我々の時代に卒業式練習といえば卒業生達と在校生達が1人1人や全員で
卒業する心境を語る練習を2時間にわたって徹底的に行ったり、校歌の斉唱
練習をしたりした覚えがあるのだが正直言って かなり鬱陶しく授業がないのが
救いといった感じだったのだ。
その5年生の卒業式練習の後に とんでもないハプニングが発生した。
基本的に卒業式練習は3・4時間目を使って行われるので終了後に給食時間と
いうパターンだったのだが、ある日2・3時間目に行って教室に戻っていたら突然
‘給食の時間になりました’のアナウンスが校内に流れたのだ。
その日の担当者は生真面目で有名だったクラスメイトで、戻ってきてもミスの
ショックから顔面蒼白になっていたのは言うまでもない。
とはいえ さすがの大ミスに担任の先生は傷口に塩を摺りこむかの如くガミガミと
説教を続け茫然自失状態だったにも拘らず‘アンタ死んどんるんか’と言うと、ミス
した同級生は‘ハイ’と応えたので教室内は一転して大爆笑となったのだ。
最近は3月4日からと10日足らずで済むのだが我々の頃は1ヶ月前ぐらいから
練習が始まっていたので、何で あんなに早くからやっていたのか今でも理解に
苦しむ。
余談ながら中学~高校になるにつれて卒業式も簡素になり高校などは前日に
リハーサルをやるぐらいだったので、よけいに小学校の卒業式練習の長さを異様
に感じていたのだった。
という事で放送係をしている長男の友達に、そのハプニングの一件を語り継いで
いる。