神戸が悲願のJ1初優勝！

gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/soccerking/sports/soccerking-1833737

　今日ノエビアスタジアム神戸で行われたJ1：33節の神戸ー名古屋
戦は、神戸が2ー1で勝って勝ち点68とし前日2位の横浜Mが引き分
け勝ち点64に留まったためクラブ創設29年目にして初優勝を飾った。

　試合は立ち上がりから優勢に試合を進める神戸は12分に大迫勇也
の出したスルーパスを井出遥也が決めて先制すると、14分にも大迫
からのクロスを武藤嘉紀が決めて2－0とし一気に優勝ムードが漂う
も30分にゴール前のこぼれ球をキャスパー・ユンカーが決めて1点
返して一気に緊迫モードになる。

　後半も一進一退の攻防が続くがホーム最終戦という事から勝って
サポーターの前で祝いたいという思いが選手を後押しし、体を張っ
た守備でリードを守り切り悲願の初優勝を決めた。

　神戸といえば楽天がメインスポンサーになってから派手な補強で
有名になり特にスペイン代表のイニエスタやビジャを獲得するなど、
話題を大きく集めていたのだが昨シーズンは13位に低迷するなど今
一つ補強と噛み合ってなかった。

　ところが昨シーズン途中から就任した吉田孝行監督のもと守備を
重視した戦術に大迫勇也をはじめ、酒井高徳や武藤嘉紀に山口蛍ら
元代表選手達が見事に絡み連敗は1度もなく9月29日に横浜Mとの直
接対決に勝つと首位の座を譲る事なく勝ち点差4を付けて最終節を
前にして優勝を決めた。

　クラブ創設29年目に11クラブ目の初優勝で19年度の天皇杯に続く
2つ目のタイトルを獲得したわけだが、ちょうど今年はJリーグ創設
30周年にもあたるメモリアルイヤーだった。

　これまでJ1の優勝は17年シーズンから川崎と横浜Mという神奈川
勢が優勝を分け合っていただけに久しぶりの関西勢の優勝で、プロ
野球のタイガースとバファローズによる日本シリーズの関西決戦に
続いて今年は関西勢の年だったのかもしれない。