‘看板に偽りアリ’の敵キャラ

 ミラーマンの11話に登場しミラーマンと戦ったのが火焔怪人ザイラス。

 3体のインベーダーが合体して円盤から照射された光線を受けて変身し巨大化
したのだが‘火焔怪人’という異名だったわりにデザイン的には‘炎’を意識した
感はあるものの
光線を発射して破壊活動を行いミラーマンとの戦いでは光の剣を
振るって戦っていた。


 つまり‘火焔怪人’というわりに火炎放射をはじめとした火を使った武器は一切
ないのが現状で、これなら2話・と6話に登場したキティファイヤーの方が よほど
‘生きている炎’をイメージしたデザインだし燃え上がる炎の中から出現するなど
火炎怪人に相応しいと思うのだ。


 まぁミラーマンの場合は‘分身怪獣’という異名を持ったマルチが人間体の時
こそ分身したものの怪物化してからは分身がないし、9話で再登場した時には
一応分身したけどすぐにミラーマンから見破られて単体に戻ってしまうなど異名と
実際が違うケースが多かったのだが・・・・


 ちなみに仮面ライダーに登場した毒蛾怪人・ドクガンダーの場合 幼虫編と成虫
編があり、幼虫の時のサブタイトルが‘火を吹く毛虫怪人ドクガンダー’だったの
だが劇中で1度も火など吹かず、更にライダースナックのメインであるカードに
載ったデータではドクガンダー幼虫の弱点の部分で‘火に弱い’とあったから70
年代前半のヒーローブーム特有の現象なのかもしれない。

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コメント
 
 
 
だからあの…… (柴田真紀)
2012-02-26 23:48:56
例の『幻の12話』も、小学館の学習雑誌に載った「○○星人」がひっかかったワケで。

あの時代って、作品のスタッフと雑誌類のライターさんなんか、ほとんど連携していなかったんじゃないんですか?
アニソンや、声優って分野もなかったぐらいだし。
全部「子供向け漫画」としてくくられていたんだと思います。
作品のスポンサーが玩具やお菓子会社だけじゃなかったことなども、あの時代の呑気さ(悪い意味では大雑把)を感じます。
版権なども、イイカゲンだったから、作品主題歌に「海賊版」が多かったですよねー。間違って海賊版を購入してしまったときの、悔しさといったらもう(笑)
 
 
 
そうでしょうね (こーじ)
2012-02-27 23:26:51
>柴田真紀様
 まず連携という事はなかったでしょうね。

 帰ってきたウルトラマンの主題歌を西田敏行が歌うバージョンなど唖然としますよね。
 
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