井岡一翔 遂に王座陥落


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/sports/sponichi-spngoo-20240707-0358

 東京両国国技館で今夜行われたWBA&IBF:Sフライ級統一戦は
IBF王者フェルナンド・マルチネスが、WBA王者の井岡一翔に3-0
の判定勝ちで2団体の統一を果たした。

 試合は1Rからマルチネスがプレッシャーをかけてパンチを振り回
すのに対し井岡も1R中盤に右ボディブローで効かせるが、マルチネ
スは意に介さず前進して手数を多めに出す展開で‘どちらかといえば
マルチネス’のラウンドが続く。

 途中井岡も打ち終わりに反撃するのだがラウンド終盤には手数で
相殺されるし井岡もパンチの芯は外してダメージを溜めてないが、
押され気味で見栄えが悪くマルチネスペースで終始し最終ラウンド
のゴングを聞いた。

 判定は116ー112、117ー111、120ー108の3-0でマルチネス勝利
だったが、個人的な採点でも右ボディを効かせた1Rと疲れてマルチ
ネスがスリップダウンを喫した最終ラウンド以外はすべて取られて
いるだろうと思っていた。

 結果的に試合は違う階級の選手に見える体格のマルチネスに終始
フィジカルで押されまくり、時折井岡のパンチもヒットするが単発
でありペースを奪い返すには至らなかった。

 マルチネスは単なるファイターではなくリオ五輪代表で足も使え
てポイントの取り方も巧いわけで、中盤から適度に休みながらも
反撃してポイントをピックアップする展開だから井岡は厳しかった。

 とはいえ両者共に被弾しながらも凌ぎ切る素晴らしい試合だった
が、最終的にミニマムから上げた体力の差が出た形だろう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« ウルトラと七夕 井岡一翔のモ... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。