100回目のラグビー早慶戦は早稲田が勝つ

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https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-sp-tp0-231123-202311230000867

　今日36年ぶりに国立競技場で行われたラグビー早慶戦は、早稲田が
43ー19で勝ち100回目の早慶戦を制すると共に対抗戦グループで5勝
1敗とした。

　試合は早稲田が4分・10分・20分と立て続けにT&Cを挙げて21－0
とするが、慶應も21分と34分にT&Cで14点を返し1ポゼッション差ま
で追い上げるも前半終了間際に1T&C決めて28ー14で前半を終了。

　後半に入っても43分にT&Cを挙げて早稲田が突き放すと慶應が攻め
込むシーンも度々あったのだが1Tに抑え43ー19とし快勝したわけだが、
点差のわりに緊迫感があるゲームとなり実際21－0からキックチャー
ジをきっかけに慶應が2T&2Cを返すなど1プレーで流れが変わる展開
だった。

　最終的に反則が3－11でハンドリングエラーが3－8という要素が、
両チームの明暗を分けた形になった。

　観客は2万7千人だから通常の秩父宮ラグビー場で行えば満員的な数
字だが、100周年という事から国立競技場で昭和時代の87年以来の早
慶戦だった。

　今年はW杯が行われた事もあり国際試合を中心に見る事ができた一
方で学生ラグビーを見るのは久しぶりなのだが、レベル差を云々する
見方がある一方でラグビー独自の価値観である対抗戦の原点ともいう
べき一戦だからこれはこれで楽しめた。

　この後は12月2日に慶應が帝京と3日に早稲田が明治と対戦すると、
いよいよ大学ラグビーは負けたら終わりの戦いが始まる前の伝統の
一戦は面白いものがある。